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IC2000型客車とは、スイス連邦鉄道（SBB/CFF/FFS）が運行、保有する二階建て構造の高速特急型客車である。
概要
スイス国内の幹線の輸送力増強と速度向上を目的として作られた客車で、全車二階建て、１０両固定編成、200km/h運転対応となっている。主にRe460型電気機関車とペアを組んで運用されている。スイス国内の幹線においてインターシティやインターレギオ（日本で言うところの特急や快速）等に使用されている。制御客車もあり、先頭車両の片方を機関車、もう片方を制御客車とする事で、折り返しの手間も省けるように設計されている。車両のデザインはイタリアのピニンファリーナデザインによるもの。また、従来の１階建て客車などとの併結運転も可能で多客時の輸送力増強も容易に出来るようになっている。但し中間連結面の構造上、一般客車を中間に挟む事が出来ない為（貫通幌の位置が合わない等）、併結は両端のどちらかに増結する形で、非貫通状態になる場合が殆どである。
輸送力が大きく、最高速度もそれなりにある半面、全車二階建てとした事からかなり大型の車両となっている。その為、山岳地帯が多いスイス国内では建築限界を超えるサイズとなってしまい、走行可能な区間は高速新線等を始めとする一部主要幹線に限られている。尚、この車両が走れない区間では従来の客車列車、又は振子電車のRABDe500等で補完されている。
オール二階建て、固定編成、特急仕様、最高速度200km/h、更には冬場のスキー客用にスキー用品を置くスペースがあったりする事等から、E1系、E4系を連想する人も少なくない。
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海外メーカーからN、HOゲージの鉄道模型が発売されており日本国内でも輸入販売している事がある。が、１編成分そろえようとすると冗談抜きで金がかかる。
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