ニンフとは、
- ギリシア神話に登場する精霊・女神ニュンペーの英語読み。
- 水無月すう原作の漫画作品「そらのおとしもの」の登場キャラクター。本項目にて記述。
- 半熟英雄に登場するエッグモンスター。女かと思いきや筋肉質の気色悪いオカマ。
「地上の空は…広いわね…」
『電子戦用エンジェロイドタイプβ コンブニンフ』(でんしせんよう エンジェロイドタイプ ベータ ニンフ、通称:ニンフ)とは、そらのおとしものの登場キャラクターである。アニメ版の声優は野水伊織。
概要
身長:139cm 体重:29kg
スリーサイズ:B72 W45 H68
翼型:非可変式ステルス型
イカロスに次いで空から落ちてきたエンジェロイド。不倫系の昼ドラとお菓子(特に甘味系)が大好き。
機械系に明るく、キーボードの演奏や智樹たちの夢の分析も行った。
同じエンジェロイドは名前ではなく番号(イカロスをα(アルファー)、アストレアをΔ(デルタ)、ハーピーをγ(ガンマ))で呼ぶ。本人にとっては愛称のつもりらしく、見下していたり距離を置いていたりするわけではないらしい。
当初はマスターであるシナプスの男に命じられ、地上に降り、智樹に仕えたイカロスを連れ戻すために冷酷に振る舞い暗躍したが、智樹やイカロス達と過ごすうちに彼らの幸せを望むようになる。更にシナプスから派遣されたハーピーとの交戦を経て翼を失うも、非道なシナプスの男との契約が断たれ自由の身となり、智樹達と共に日常を過ごすようになる。
自分を身も心も救ってくれた智樹の優しさに惹かれ、恋心を抱くようになった。
智樹達との平穏な日々の中、翼を失ったことが彼女の心に影を落とし始める。カオス襲来に際し彼女の精神攻撃と、空のマスターの残酷な仕打ちを受けて絶望に打ちひしがれるも、羽根のないありのままの自分自身を受け入れてくれる智樹に心救われるのであった。
更にこの後、「俺がマスターになってやる」という彼の言葉を聞き、ついにニンフの翼が蘇る。原作では事件が収束したその日の桜井家で、アニメ版では話数を経た後のカオスとの再戦の最中で、とシチュエーションこそ異なるものの、智樹の言葉がきっかけとなっている点は共通している。
果たしてニンフの羽の再生はまさしく愛が生んだ奇跡か、それとも元より彼女に隠されていた機能か。それはまだ、誰にも分からない。
その人となりは一言で表すとツンデレタイプ。基本的にわがままな性格の持ち主だが、非道なマスターの支配下から脱した後はマスターがいない自分自身に困惑し、大好きな智樹に命令して貰えないことを不満に感じるなどあまりにもドMなしおらしい一面がある。
ツンデレという言葉に留まることのない愛らしさに悶絶する視聴者(おまいら)が数多く発生していることから、その現象に対し畏敬の念をこめて『ニンフルエンザ』と呼ばれている。
料理はあまり得意ではないらしく、アニメ版一期第七話にて豪華な舟盛りを作るイカロスに対し、ニンフは牛の丸焼きを作っていた。
ちなみにツーテールの結び目には装飾品の類は確認できず、どのように髪型をセットしているのかは不明である。髪型は解けないのか…と思いきや原作に先駆けてアニメ版二期第四話にて髪の毛を下ろしたニンフの姿が確認できる。
どういうことnどうしたっていうの…
能力
無防備状態のイカロスを何メートルも蹴り飛ばせる程の身体能力を持ち、超々超音波振動子「パラダイス=ソング」といった武装をも持つものの、これでも戦闘用エンジェロイドで最も非力。直接的な戦闘能力の代わりに強力な電子戦用装備を搭載しており、ジャミング、クラッキングなど情報戦のみならず、味方エンジェロイドの機能拡張といった集団戦闘における援護行動にも威力を発揮する。ドラグナーに例えればアストレアが1型、イカロスが2型、そしてこのニンフは3型に当たると言えるだろう。
その能力を応用して智樹の水泳に関する記憶を封じカナヅチにしたり、智樹にジャミングをかけて全ての女性に対し五感に渡って理想的なイケメンに見えるようにする(通称モテ男ジャミング)など、人間の神経系統にまで影響を及ぼすことができる。
飛行能力を始めとしたエンジェロイドのシステムの要は翼にあるので、翼を引きちぎられた状態のニンフは大幅に能力を制限されている(それでも電子戦能力に関してはイカロス以上のものには変わりないらしい)。
関連動画
関連項目
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