includeとは、~を含むという意味である。
C言語をベースとする言語におけるプリプロセッサディレクティブ
書式
#include <挿入するファイルのパス>
#include "挿入するファイルのパス"
用途
このプリプロセッサディレクティブが指定された行に、指定されたファイルの内容が挿入される。
通常は、ヘッダーファイルを引き込む為に用いられる。
#include <挿入するファイルのパス>
上記を使用した場合、コンパイラのデフォルトのインクルードパス及びコンパイルオプションで指定したインクルードパスを起点として挿入するファイルが検索される。
#include "挿入するファイルのパス"
上記を使用した場合、カレントディレクトリのパスを起点として挿入するファイルが検索され、ファイルが見つからなかった場合は #include <挿入するファイルのパス> と同様の検索を行う。
(以上の記述は一般例であり、規格ではそれぞれ実装依存の検索、実装依存の検索の後<>と同等の検索としか定められていない)
#include "挿入するファイルのパス" ですべて事足りるからといってそれのみを使うのはソースコードの可読性を下げる。他のライブラリのヘッダを使用する場合は #include <挿入するファイルのパス> を使うことが望ましい。
関連項目
- 4
- 0pt