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Ryzen (ライゼン)とは、AMDアドバンスト・マイクロ・デバイセズ)が販売しているCPUである。

概要

新たに開発された「Zen」(ゼン)マイクロアーキテクチャを採用したCPUで、2017年から市場に投入されている。

CPUソケットは「Socket AM4」となり、FX(SocketAM3+)やAPU(SocketFM2+)と全く互換性がいものの、アーキテクチャの大幅刷新だけでなく、プロセスルールの大幅な微細化(28nm→14nm)によるIPCの向上、省電化に成功した。

また、これまでのシリーズにはなかった「サイマルテニアス・マルチスレディング」(Simultaneous Multi-Threading、通称SMT)を搭載・サポートしたことにより、理論スレッド処理が可になったとされる。Intelでいうところの「ハイパースレディング・テクノロジー」(Hyper Threadding Technology 通称HTT)と同様の技術である。

2022年9月には「Ryzen 7000」シリーズの販売が開始された。マイクロアーキテクチャは最新の「Zen 4」を採用、CPUソケットもこれまでのSocket AM4から新の「Socket AM5」に変更されている。[1]

製品バリエーション

製品名
コードネーム
グレー 競合製品
Ryzen 3 エントリー Core i3
Ryzen 5 ドルレンジ Core i5
Ryzen 7
Ryzen 9
ハイエンド Core i7
Ryzen ThreadRipper ハイエンドデスクトップ
(HEDT)
Core X
(Core i9)
Ryzen PRO ビジネス / OEM

歴史

AMD2011年に、Bulldozerアーキテクチャーに基づいた「AMD FXプロセッサーを市場に投入したが、AMD FXは製品投入前から色々とあやぶまれており、投入後は予想された通りAMDシェア減させてしまったこともあって、翌年の2012年に、AMDは次世代コア(=Zenコア)の開発を開始した。一般論として新アーキテクチャーのプロセッサーの設計・製造は4~5年かかるので、AMDはBulldozerのを出してしのぎつつ、並行してZenコアの開発を進めることになった。[2]

AMD FXは「Bulldozer」マイクロアーキテクチャの致命的弱点である消費電の増大と発熱の問題により、競合他社のIntelに大差で負け、また、APUにおいてもCPUIntelに大敗しているという踏んだり蹴ったりな状況であったが、2017年3月に、AMDはZenコアを使う「Ryzen 7」(8コア16スレッド)を市場に投入した。

4月中旬にはミドルレンジ向けであるRyzen 5(4コア8スレッドもしくは6コア12スレッド)、日本時間の7月27日にはエントリー向けであるRyzen 3(4コア4スレッド)も登場。翌年2月には内蔵グラフィック付きであるRaven Ridge(Ryzen 3 2200GとRyzen 5 2400G)、プロセスルールが少し微細化された(14nm→12nm)第二世代Ryzen(こちらには内蔵グラフィックは付いていない)、おそらく一般向けでは世界初であろう20万円台での32コア64スレッド、第二世代Threadripperが2018年8月13日に発売。Intelをどんどん追い上げている。そのまま世界シェア五割になってもいいんじゃよ?

さらにAMDは、2018年9月28日CeleronPentiumと競合するAthlonシリーズ名を冠した「Athlon 200GE」を投入した。もうこれ確実にIntel殺しに来てますわ。
Athlon 200GEは2コア4スレッドで内蔵グラフィックも有しているが画面出は2モニターまでなのでマザーボードに3つ画面出ポートがあっても使えない出先があるので注意が必要。

2018/11/7(日本時間)に開催されたイベントNext HorizonにてAMDは「ZEN2」マイクロアーキテクチャを採用する第二世代EPYC(開発コードネーム:Rome)を発表。64コア128スレッド対応ともう狂ったとしか思えない(誉め言葉)スペックとなっている。

そして2019年7月に第三世代となる3000番台最上モデルのRyzen 9を発売。12コアCPU3900X)を5万円台という破格の価格で販売し、2019年9月発売の最上CPUであるRyzen 9 3950Xは16C32Tというスペックを7万円台で販売するという、競合他社もな価格破壊をやってのけ、日本国内のCPU市場(単体販売)でAMDは6割にまで躍進した。

関連動画

関連商品

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *AMDの最新CPU「Ryzen 7000」シリーズが発売、16コアの「Ryzen 9 7950X」など4製品exit 2022.9.30
  2. *Ryzen5周年記念企画 Ryzen誕生から5年の歩みを振り返るexit 2021.11.15

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84 ななしのよっしん
2022/02/14(月) 16:44:33 ID: zBtYRHiMM9
感染者ばかりで世界各地の物流による人手不足ではまだまだでかい

あとコロナ関係あるかどうかは微妙だが燃料と運輸代削減したいってことで輸よりも運優先して仕入れが従来より遅れるってこともある。
85 ななしのよっしん
2022/02/26(土) 14:44:32 ID: fpsugH+Fqv
2700Xを27000円で買えたのは幸運だった。
Zen4買うけどあとはインテル次第だな
86 ななしのよっしん
2022/03/14(月) 14:19:42 ID: oXf1y2KCYR
ssっそ遅いがftpmのスタッター不具合ようやくに着手するらしい
一昨年9月RyzenPC組んでからずっと不具合起こってたがやっとですよ
自作組むときはネットの評判だけでRyzen組むの気を付けた方が良いぞ
本質的にユーザー数が少ないからかこういう不具合が見つかるのも遅い
87 ななしのよっしん
2022/05/08(日) 02:30:59 ID: 3D0j9L6EKS
>>86
そもそもWin11使うなって話では?

88 ななしのよっしん
2022/06/06(月) 19:38:31 ID: oXf1y2KCYR
OS:Windows10
CPU:Ryzen 7 3700X BOX
マザーボード:BIOSTAR B550GTA
BIOS:AGESA ComboAM4 PI V2 1.2.0.7
fTPMオン
以上の環境でスタッターを確認
89 ななしのよっしん
2022/06/25(土) 11:25:14 ID: Re75OYp0R3
6000シリーズryzen7のグラフィックが内蔵にしてはハイスペックらしいね。ryzen5も若干落ちる程度の性ならノートパソコン買い替えも検討するわ。
といっても、レノボとかのセールで5万切るタイミング狙うから来年以降になるけど
90 ななしのよっしん
2022/08/01(月) 16:37:13 ID: Re75OYp0R3
残念なことにryzen5はGPUコア数半減とのこと。
7000は更にGPUが跳ね上がるらしいし、内蔵グラフィック進化を体験するのが的だから、もう一年待って7000のryzen7買うわ
91 ななしのよっしん
2022/08/30(火) 20:07:35 ID: Re75OYp0R3
ryzen7000が9月末発売とのこと。用途上興味がない機種だけど、今後の機種のグラフィックの大まかな実値の安になることを期待するわ
92 ななしのよっしん
2022/09/10(土) 10:12:29 ID: kd8d/wB424
がっくりやな、vega11からの底上げ程度が進んだのに
いっそのことGT1030からGT1050というマジゲーミングレベルに近いレベルまで上げてくれればいいのにな
93 ななしのよっしん
2022/09/28(水) 12:18:31 ID: Re75OYp0R3
7000シリーズは全てグラフィック付きとはいえ、やっぱり最初に出すのはグラボ搭載前提のハイエンド寄りタイプだったな。
コア数2じゃ今後の参考にもならんわ。モバイル向けも発表して欲しい