ニコニコ大百科

いつも何かしらやらかしてくれてるからシナリオを盛り上げる存在としてはとても魅力的なんだよな
平和が一番なのは確かだが残念ながらゲーム的には戦争や災害で混乱していた方が盛り上がるし無辜の民も沢山死んでくれた方が楽しいから仕方ない

デイドラってオブリビオンやってたら人間世界を支配しようとする悪魔の軍団って感じがしたが、実際にはいい奴もいるんやな。

これ考えたらウォーハンマーシリーズのケイオスは人間世界をただの遊びの場として支配しようとするからデイドラに比べたらマジでやばいことがわかる・・。
殺戮の神「コーン」、策略の神「ティーンチ」、欲望の神「スラーネッシュ」、腐敗の神「ナーグル」の奴らが遊び感覚で人間世界に戦争を仕掛けて愉しむとかもうね・・。

モチーフ的には、キリスト教でいう悪魔だろうね
人間に影響を及ぼすには、人間を誘惑しないといけない
また、ヤハウェ神と仲が悪いというだげで実は善良な存在も含まれているとこも共通モチーフ

TES5のモラグバルは、支配と謀略を司るだけあって誘惑が巧みだ

まずは、命の危機や物欲に訴えて誘惑し、あえて死んでも屈しないというと
殺さないで、ところで我が敵が捕らえられて苦しんでる場所を知ってるぞと人助けを持ちかける
で、あっさり解放してから、ではそいつと我の決着も見届けないか？と最後に誘惑

隙の生じぬ二段構え誘惑w

5のバルクエはじいさん救出して放置するのがマイブーム
PC（か次の獲物）が立ち会わない限り延々自分の祠でボエシアに祈られてると思えば多少は溜飲も下がる

アイディールマスターは神話の時代にオブリビオンに領域を獲得するほど強力になった元定命の死霊術師たち
デイドラではない

ESOのデシャーンメインクエストって、主要人物全員がボエシアの加護を受けて無数の罪なき民を巻き込んで殺し合う訳だよな
ボエシア様、あまりにボエシア様すぎるでしょ、ボエシア様

今更だがデイドラへの反感でシンディングに味方する人ってけっこう多いのな…
俺はハーシーン抜きにしても「盗人にして幼児殺人鬼がてめーの都合だけしゃべくってんじゃねーぞタコがッ！」とばかりに生かしておけぬと判断したが
同化を強要されるクエストの構造はともかく、その手の衝動はほぼ完全に抑え込んでる同胞団を見た後だけに尚更

ちなみに「デイドラ」という言葉はアルドマー語では「祖先ではない」という意味だが、ダンマー語では「より優れた祖先」という意味になるんだぜ！
ダンマーが祖先崇拝なのにデイドラを崇めているのはそういう理由だ！

スカイリムでは、非道な事件を起こすデイドラもいるけど国を亡ぼすような大事件はない
デイドラの関係者というだけで駆逐して回るステンダールの番人はやり過ぎに見えてしまう
しかし、ESOだと、多くの国が存亡の危機にあり、そのかなり多くがデイドラの起こしたものである
危機から救う立場に立ってくれるデイドラもアズラなど少数派である
この辺りが、アカトシュの結界がある世界とない世界の違いなのかもしれない