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俺もあの人は好き
5やったからこそ向き合うべきテーマだと感じる

発売当時はちゃぶ台返しみたいだと言われたが

>>7831
批判される理由はわかるけど人間性が好きなんだよね
もしも自分が怪盗団のメンバーみたいに国家権力＋超能力で家族で殺されてしまったけど、別の超能力者が現れて
『あれはあってはならないことだったんだ、自分の力を使えばすべてなかったことにされて家族も生き返らせられる』とか言われたらグラつくからね・・・・

リュウジの言う『辛かったけどそれを乗り越えられたのは自分の誇りで勲章のようなものだからそれも忘れてしまうのはなんか違う気がする』というのもすごいわかるんだけど
ラスボスの言う『こんな理不尽な事は本来あってはならないことだ』と言うのも理解できてしまう

モルガナも今までの奴と違って我欲でパレスができてしまった人間ではなく、本気で自分達を心配して救済を願ってる人間だから独善的でキモいともいわれるけど
そこまでして自身の幸せは犠牲にして救いたいと願ってくれたと思うと好きになってしまう

感情移入して考えると自分の場合あのやり方に賛同できなかったのはそのやり方じゃ何よりアンタ自身が救われないから反対って感じだった

まあ何より
「本当なら立ち向かって、乗り越えて、成長すればいい…けど現実はそう甘くはないんだよ、頑張ったって、努力したって、少しの理不尽で全てが無駄になる事だってある」
これが大人になればなるほど痛いほど経験してきたのでわかってしまう・・・
自分が努力して積み重ねてきたものも、たった一人の人間の悪意によってすべてが滅茶苦茶にされてしまう事・・あんな奴がいなければ、もしそいつが少しでも良心を持った人間ならば・・・そういう経験ガチであると猶更共感してしまう・・・

Rで追加されたあのバッドエンディングは好きだし、あの人の主張にも頷ける部分はたくさんあるが
「芳澤かすみ」の扱いがどうなるかを考えると100%肯定したいとはならない

実際は、あの人自体辛くて逃げたい世界を救うために戦ってるって矛盾

彼の評価はメガテン ユーザーからしたら
「自分をロウだと思ってるカオス」
って感じ

自ら檻に閉じ込められに行って統制者に力を吸われ続ける無気力無関心な大衆心理って最近の情勢そのまんまな気がする…

>>7834
彼自身の優しさは本物なんだけど作り出した世界は『ん？？？』というところはやはり多いんだよね
竜司が鴨志田に足を壊されず陸上部のエースとして部活動に勤しむ→わかる
志帆が鴨志田にレイプされず学校に残り親友の杏と学生生活をエンジョイ→わかる
双葉の母親が死なず母子で平和に暮らす→せっかく乗り越えたのにというのはあるが本来あるべき姿だったのでまあわかる
奥村が死なず会社もホワイト企業に→わかる

班目が真の巨匠になり祐介がその正当な弟子となる→んん？？
モルガナが人間、しかもイケメンに転生→んんんんん？？？

ラスボスさんの他人に危害を加える悪人は更生させ、夢を奪わせない、というのは良いんだけど叶わぬ夢かもしれないが自身の夢を追いかけ努力したい、という考えを否定しちゃうあたり所々変なところ混ぜてる辺りスタッフもラスボスは優しい人ではあるが考えてる事すべてが正しい訳じゃないというの示唆してたなと思う

あくまでラスボスの考えを肯定というより優しさというか思いやりがある人柄が好きかな、なまじ力を持っちゃったからこの力で皆を救済したいとかスケールがでかすぎる事しでかしちゃったけど、ウルトラスーパーでラックスマンみたいな事はしでかさないし友達になりたいタイプ