ニコニコ大百科

ipv6が速いってのはわりかし誤解よね
①WANレベル（厳密には共用部の回線だが）ではipv6用の機器を占有できる≒ipv4での混雑・輻輳を回避できる
②マルチキャストで効率的な配信ができる
多分この辺が速度が速いとか言われる理由だが、①はipv6占有の機器に限る話なので、それ以外のトラフィックはipv4と共用（PPPoeとは別だが）だし、②に関しても配信側の機器の負担減にはなるが、インターネット経路上機器の負担減には大してならんと言う。クライアント別にリクエスト送るような場はエニーキャストだし。
ipv6自体に総じて早くなる技術的要素はないのよね

ポート開放する時、IPv4とは違って指定されてるのが困るんだよな。例えばTCPの80や443を設定する場合、間違いなくその2つ以外の番号を指定されてる中から選んで設定、ブラウザでドメインを入力する時は必ずポート番号を指定しなきゃだから面倒...

IPv6

ついに国内のIPv6利用率が50％超え、IPv4のままでは何がまずい？
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02811/041700001/
AWS、IPv4アドレスへの課金をスタート　1カ月約500円
https://www.itmedia.co.jp/news/spv/2402/06/news098.html
チェコ政府、IPv4での行政サービス提供を2032年6月6日に終了へ　IPv6完全移行を目指す
https://atmarkit.itmedia.co.jp/ait/spv/2402/08/news075.html
IPv6完全移行なんて永遠に実現不可能だと思ってたけど状況は変わりつつあるらしい

AWSがパブリックIPv4アドレスに従量課金するようになったからか、個人のような超弱小のところはIPv6オンリーにする強硬策取ってるところもあるみたい。
今のところ1時間0.5セント、年間約7000円だから企業にしてみたら端金だけど、この手の課金は年々高くしていく可能性があるからな。

https://web.archive.org/web/20200811212030/https://www.aelius.com/njh/google-ipv6/
https://web.archive.org/web/20251107150330/https://www.aelius.com/njh/google-ipv6/
世界各国GoogleサービスへのIPv6によるアクセス割合推移（2020年8月→2025年11月）
フランス：40%→86%
インド：47%→78%
ドイツ：48%→75%
ベルギー：53%→70%
サウジアラビア：14%→68%
マレーシア：47%→66%
ギリシャ：43%→63%
グアテマラ：15%→60%
台湾︰43%→56%
日本：40%→56%
イスラエル：10%→55%
ハンガリー：26%→55%
ベトナム：40%→54%
プエルトリコ：15%→53%
スリランカ：15%→53%
ウルグアイ：29%→53%
ネパール：9%→53%
ブラジル：35%→52%
アメリカ：42%→52%
メキシコ：36%→51%
イギリス：30%→50%