ニコニコ大百科

いい曲すぎる

ルカの使い方もいい

思考を止めたら病気らしいよ？

Treowの曲の中で一番好き

曲としても素晴らしいし、詞を読んでもまたいい感じ。

特に「好きにしていいよ、と与えられた　砂と玩具」からのフレーズはすごい。
俺は一回だけ箱庭療法の体験をしたことがあって、その時は結構楽しかった。
でも実際に箱庭やる子（この作品の主人公）って、心理士の人の手のひらの中でしか自由にできない。
人形壊すようなことは止められるし、砂に水を混ぜるのもあまりいい顔をされない（メンテナンス的な意味で）。
普通の子だったらそういうことを何となくでもわかっている。
でも、心を病んでいたり、最初から普通とはかけ離れた状態（「Blindness」の主人公みたいなシチュがいい例）だったりしたら、自分を表現するための「普通」の行為がことごとく制止させられてしまうように感じるんじゃないかと思う。
だから「見張られる矛盾」だし、「監視する矛盾は　誤魔化しと偽善で成るる」。
笑顔（えがお）＝嘲笑と捉えるぐらいの境遇の子なのだから、一見すごくひねくれているこの子の考え方も理解できる気がする。


書き足りないけど考えがうまくまとまらない……
ほかのリスナーがこの作品から何を考えたのかが知りたいなぁ。
けっこう解釈の余地があると思うんだけど。

オレの個人的な解釈をひとつ。

箱庭療法を受ける少女の心情変化の歌だとオレは思ってる。

前半で、好きにしていいと言われたから自分の思うように素直に行動したら見張りの人間に止められた。
だから後半で、周りの基準にあわせようと自分を犠牲、つまりこころを殺すことを選択した。

本心としてはやっぱり自分の正しいと思うことを隠さず素直に行動したいと願うんだけど、わざわざ自分を犠牲にしてまで周りにあわせることを選択した理由っていうのが、それが一番楽だから。
理解されずに苦しい思いをするよりも自分を殺したほうが楽だからという考えかたもできるし、自分を偽ってでも周りにあせるくらいには周りの人間が好きだったという考えかたもできるかもしれない。
けど少女は他人に好意的な感じにはみえないからやっぱり楽だから、っていう理由なのかなと思う。

とても個人的な偏った見解を述べると、少女はとても純粋なのだと思う。
純粋で、それゆえに他人の悪意にも敏感だし、他人同士の人との距離の置き方にもすぐに気付く。
けれどそれに少女は疑問も覚えてて、だから最初のうちは自分を偽るのを嫌がった。
ただ純粋だからこそ他人の善意とかにも目を向けることができて、その善意に気付いてしまったから他人よりも自分が大事っていう考え方も出来ない。
だから自分を偽って他人にあわせることを選ぶことを良しとした、のかな。

あと動画コメントの「普通を、目指してみました」っていうのは曲中の少女が後半で周りにあわせることを指していると思ってる。

上につけたしで思いついたことを一つ。

曲の音が高い音で構成されてて全体的に暗い感じが出ないのは、少女が純粋っていうのをあらわしてるのかもしれないと思った。
それだけ。

このあめっつーのは少女の涙なのか。

これ、『わたし』と『私』が最終的に
お互いを悪夢から覚まさせようとしてるのかなぁ、と思った

なんというか、心に響くよね
Treowさんのいう普通って、芸術的な鬱っていうのか
惹かれる

そういえば、「あらぶるはにわ」へのリンクがないのね。
概要の「諸事情により～」のところにでも付け加えておいたらいいかも。

イントロがプレステ１のサルゲッチュの、ナンデココニ遺跡？かなんかの曲に似てるかなあと思いました。

イントロ付近の数音少し似てたからってなんだって言うんだ