うましうるわし奈良とは (ウマシウルワシナラとは) [単語記事]

うましうるわし奈良とは、JR東海が実施していたキャンペーンである。現在は「いざいざ奈良」キャンペーンにリニューアルして実施している。

概要

「そうだ京都、行こう。」キャンペーンと同様のコンセプトで計画された。奈良遷都 1300年を期して2006年に開始されたキャンペーンで、京都が余計なものを一切排して絵画的訴求をしているのに対し、より古い都である奈良では絵画的訴求では十分な魅力が伝えられないため「物語性が必要」と判断された。
制作はJR東海のグループ会社が担当。当初は「いま、ふたたびの奈良へ」というキャッチコピーが使用されていたが、現在は使用していない。

元来JR東海では「奈良学文化講座」を会社発足以来実施していたため、これに京都で蓄積された経験を活かす形で展開。あわせて、キャンペーンと連動する形で2016年からは一社提供番組としてBS-TBSで水曜日に「奈良ふしぎ旅図鑑」を放送。ナビゲーターとして関西出身の相武紗季→吉岡里帆を起用している。
また、このキャンペーンを踏まえ、コロナ禍では品川駅で奈良の寺院により疫病退散を祈祷している。