お化け屋敷とは (オバケヤシキとは) [単語記事]

やーいお前んち！お～ばけや～しき～！

お化け屋敷とは、幽霊が住まうと言われる建物である。若しくはそのような建物を題材とした、娯楽施設を指す。

当記事では、娯楽施設としてのお化け屋敷について解説する。
実際に幽霊が出るといわれる建物に関しては「幽霊屋敷」の記事を参照。

概要

主に実在の幽霊屋敷・廃墟を題材にした、娯楽施設。
一般的には遊園地や学校等の文化祭における娯楽施設（催し）として認知されていると思われる。

特殊な装置やコスチューム、若しくは映像や音響などを用いて、実際に存在するような幽霊屋敷を演出し来場者に恐怖体験を提供するアトラクション。多くの著名な遊園地には大体見られるが、文化祭を始めとする各種祭りごとなどで催し事の1つにお化け屋敷が出てくる事もある。
総じて建物内は暗く、幽霊や妖怪が出てきたり利用者を驚愕・恐怖させる演出が様々に用意されている。
そして内容も、古井戸や皿屋敷といった古くから知られた怪談をモチーフにしたものや、廃墟となった学校や病院などの建物がモチーフになっている場合まで多種に渡る。登場する演出もまた、中身が機械仕掛けである事もあれば役者が妖怪や幽霊達を演じている事もある。
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お化け屋敷の種類（構成）もまた現代では様々で、広く知られているのは決まった通路を歩いていきながら道中に用意された演出を楽しむ構成のものと思われる。こちらのタイプのお化け屋敷は迷路の要素を兼ねている事もあり、正しい道を通らないと出口へ出られないものとなっている。
また、恐怖・緊張が極限状態へ達した来場者のために緊急時の非常口を兼ねた脱出口が設置されている場合もある。他には近年では、ライド型とも呼ばれるジェットコースターのような乗り物に乗りながら恐怖演出が配置された順路をレールに沿って辿っていくもの（東京ディズニーランドの「ホーンテッドマンション」など）や、屋敷に用意されたヘッドフォンやシアターなどで音声や映像作品を楽しむタイプのお化け屋敷など、多くにわたる。