栄養にならなそうな、
かぷめんとは、ある人形の大好物である。
「そもそも焼いていませんし、
むしろカップ茹でそばではあるまいか?
と誰もが突っ込むのです。
それでも尚、
己を焼きそばと言い張るその心意気が
愛おしいと思う市松の
アイデンティティとシンパシーを
感じざるを得ません。
この安っぽさがたまりませぬ。
カニカマも同じです。
カニ肉ゼロのカニカマ。
所詮は只の蒲鉾なのです。
姿を似せても、カニにはなれない。
カニのまがい物です。
ですが、
カニカマはもはや
蒲鉾としての道は生きられないのです。
多くの人もまた、
自分以上の物になろうともがき
偽物になるのではないでせうか?」
かぷめんとは哲学市松こひなの大好物、カップ麺のことである。以下ネタバレに付き反転。
冷蔵庫や押入れ一杯に買いだめしておいた「かぷめん」が没収されれば感情がない(本人曰く)はずの人形が涙目になったうえに失神し、限定ものや生産終了品が処分されれば相手が物の怪だろうとライトセーバー(原作では包丁)で攻撃する。
そしてそれが策略だとわかった暁には物の怪を一晩中ボコし続ける。食べ物の恨みは恐ろしい。
原作漫画では、こひなは普通に「カップ麺」と言っているが、アニメで「かぷめん」と言うようになったのは作者からのリクエストだとか。
アニメをニコニコで流しつつ最初にアフレコにお邪魔した時にノリで、こひなの「カップメン」の発音を「カプメン」的に発音してもらうようリクエストしといて良かったなあと思うのであった。
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最終更新:2024/05/12(日) 11:00
最終更新:2024/05/12(日) 11:00
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