このド畜生がァーーーーーーッとは、畜生と罵って使う言葉である。
ジョジョの奇妙な冒険Part3「スターダストクルセイダース」に登場するヴァニラ・アイスの台詞。
暗黒空間に潜むヴァニラ・アイスを倒すため、ポルナレフとイギーはザ・フールでニセのDIOを造り、背後からのだまし討ちを狙った。しかし、戦っていた部屋は窓から太陽の光がさし込んでいたため、作戦はばれてしまった。
振り下ろしたニセのDIOの手刀を破壊し、再びクリームの暗黒空間に潜んでポルナレフらの方向に突進する。ポルナレフとイギーは回避するも、イギーはヴァニラ・アイスに追いつかれてしまう。イギーが暗黒空間に飲み込まれてしまう絶体絶命のピンチと思われたが…。
よくも!このクソ犬がッ!
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わたしにDIO様の『姿』を破壊させたなァああっーーッ!
ヴァニラ・アイスは一瞬にして相手を消し飛ばすクリームの暗黒空間に飲み込まず、自らの腕でイギーを殴り飛ばした。壁まで吹っ飛ばされたイギーを追って、ヴァニラ・アイスは暗黒空間から飛びだす。
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よりによってこのわたしに!よくもッ!
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砂のニセ者だろうと DIO様をよくも わたしに攻撃させたなァーーーーーーッ!!蹴り殺してやるッ!このド畜生がァーーーーーーッ
自らが崇拝するDIOの姿を破壊したことに、今までの冷酷にDIOの敵を始末しようとしていた態度が豹変し、怒りに顔が歪み「プッツン」するヴァニラ・アイス。暗黒空間に一瞬で殺すことは自分の怒りが収まらないと、苦しむようにイギーの体を蹴り続けるのだった。
アヴドゥルを一瞬のうちに暗黒空間に飲み込んで殺した、今まで以上に恐ろしい強敵の本性が表れたシーンであり、直後のイギーが蹴られ続けるシーンの痛々しさと相成ってインパクトの高い台詞となっている。
作者である荒木飛呂彦は美学を持ったキャラクターを好きなキャラクターに挙げていて、その逆である嫌な奴を描こうとしてヴァニラ・アイスというキャラクターを創り出した。作中でポルナレフは「こいつの精神こそ暗黒空間」「心の中がバリバリ裂けるドス黒いクレバス」と評している。
また、空条承太郎や東方仗助の名シーンとして有名な「プッツンする」シーンが最初に描かれたのはヴァニラ・アイスである。
ニコニコ動画のタグとしては、記事作成時点ではタグの統一が図れていないので、「ド畜生」でタグ検索することをお勧めする。
「このド畜生がァーッ!」でタグ検索
「このド畜生がッ! 」でタグ検索
「ヴァニラさん、あなたはド畜生だ」でタグ検索
掲示板
12 ななしのよっしん
2019/03/05(火) 19:56:10 ID: hy7+oHPh+o
忠誠心を貫くなら1秒も早くDIOの敵であるイギーを消すべきだったのにコイツは自分の感情を優先した
自分は忠実な部下と言っときながらこのブレ方は確かに美学には程遠いね
13 ななしのよっしん
2019/08/27(火) 01:43:40 ID: NbVV8zedzt
私にはアストロ球団ですが、世代によって対象となる漫画が違いそうですね。
14 ななしのよっしん
2019/11/01(金) 03:03:41 ID: N43z6AKFon
ポルナレフもイギーにド畜生って言ってたけど
元々犬であるイギーを畜生と罵倒するのはちょっとシュールだと思った
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最終更新:2025/12/07(日) 00:00
最終更新:2025/12/07(日) 00:00
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