さよなら絵梨とは、藤本タツキによる漫画である。2022年4月11日、少年ジャンプ+に読切作品として掲載された。
藤本タツキが新しくアシスタントを迎え入れて書いた200ページ越えの長編読切。
母の今際の際から逃げ出した抑圧された少年がミステリアスな少女と出会い、再び映画にのめり込んでいく様を描く青春マジックリアリズム。
現実と創作が交錯するメタ的なストーリーに、映画を意識したコマ割りや手振れ描写を組み込んだ実験的な作品。
既に『チェンソーマン』や『ファイアパンチ』などで絶大な人気を得ている作者の新作だけあって公開前から大きな注目を浴びていた。
タイトルは『ぼくのエリ 200歳の少女』というスウェーデン映画の捩りで、一部設定もここから取ってきている。
「このマンガがすごい! 2023」(宝島社)<オトコ編>において、第2位にランクインした。第1位は『光が死んだ夏』。
小さいころから何にでもファンタジーを一つまみ入れなきゃ気が済まない性分の優太は、「私が死ぬまでを撮ってほしい」という、重い病気に罹った母の願いから記録映画を撮り、学校で上映するも、ラストが母の死の瞬間から逃げ出し病院が爆発するというものだっため周囲からは散々酷評されその倫理観を疑われてしまう。
自暴自棄になった優太は母が死んだ病院の屋上から飛び降り自殺を敢行しようとするも、直前で謎の美少女・絵梨と出会う。
優太は唯一自分の映画を褒めてくれた、この町で一番映画を見ているという絵梨をプロデューサーに迎え、彼女を通して母を追うとともに、新たに映画製作に取り組んでいく。
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最終更新:2025/12/06(土) 13:00
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