ひるのいこい

ひるのいこいとは、NHKラジオ第1とNHK-FMで放送されている昼の番組である。もと農事番組。

概要

元々はGHQの占領政策の五大改革の一つ「経済制度の民主化」を国民に周知させるために放送開始した農業従事者向けの情報番組「農家のいこい」へ労働者向けの「職場のいこい」が吸収されてできた番組。今は音楽とリスナーからの便りを流している。

テーマ音楽は甲子園でお馴染みの古関裕而作曲。

俳句や短歌などのリスナー作品を「暮らしの文芸」として読まれることもある。

2013年度以降はリスナーからのメッセージが中心の構成。

臨時ニュースや放送事故が起きると「（ひるの）いこえない」と言われる。対する「よるのいこい」はラジオ深夜便だろうか。

情報提供

RFD通信員→農事放送通信員→農林水産通信員（2006年度まで）→NHKふるさと通信員（2013年3月廃止）。

RFDとはRadio farm directorの略で、アメリカを参考にして設けられた農事番組専任ディレクターのこと。

農業協同組合や漁業協同組合の職員、農業普及指導員を務める都道府県職員などが任命されていた。全国で約600人ほど。NHKの地方局のうち基幹局のNHK札幌放送局、NHK仙台放送局、NHK名古屋放送局、NHK大阪放送局、NHK広島放送局、NHK松山放送局、NHK福岡放送局には3人、その他の放送局には1人の農事番組専任ディレクターを配置して情報がまとめられ、東京の農事部（のちの農林水産産業部）に伝えられ番組が制作された。2013年3月に廃止された。

年表

• 1949年（昭和24年）7月 - 前身の「農家のいこい」放送開始
• 1952年（昭和27年）11月17日 - 「農家のいこい」と「職場のいこい」を一本化、「ひるのいこい」放送開始
• 2006年（平成18年）9月30日 - 農林水産通信員がNHKふるさと通信員に変更
• 2013年（平成25年）3月 - NHKふるさと通信員廃止　　 

関連動画

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関連リンク

• ひるのいこい - NHK公式

関連項目

• GHQ