アフリカ象、嫌い......!とは (ナンデゾウサンナンダとは) [単語記事]

アフリカ象、嫌い……！とは、スーパー戦隊シリーズ作品『ジャッカー電撃隊』の迷言である。

概要に♪コブラが三匹止まってた♪

発言者は第30話『死を呼ぶ暗号！猛毒コブラツイスト』に登場した侵略ロボのコブラ大神官。
この台詞が発せられたシーンはビッグボンバーによるトドメの一幕で、いわゆる「断末魔」である。

ジャッカー電撃隊における後半の必殺技「ビッグボンバー」は第29話より前作『秘密戦隊ゴレンジャー』のゴレンジャーハリケーンよろしく敵の弱点に対応した物に変化する演出に変更。
ゴレンジャーハリケーンは様々な所でネタにされていたりしている事から分かるように、迷言・迷シーンの宝庫という事が知られているのだが、演出の回数こそ6話程度と非常に少ないものの例外ではない。

第30話で起こったコブラ大神官に対するトドメの演出はその中でも、とりわけ語り草にされているレベルである。同話のビッグボンバーは「弱点(らしい)アフリカ像に変化した上でコブラ大神官と巻き添えになって爆発する」という物なのだが、「アフリカ像が描かれたイラストがどうみても遊園地とかにいる様なファンシーな見た目の着ぐるみのゾウさんに実体化してコブラ大神官にHugっと！抱き着いてくる」という、「一体どうしてこうなった？」的な見た目。

加えて、コブラ大神官の断末魔も記事名の有様という、超が付く程の理不尽な内容からツッコミどころが発生。それにより、同作屈指の迷シーンと迷言の同時発生になってしまった。

余談だが、この台詞は当時少年チャンピオンにて連載されていた漫画『がきデカ』の主人公の台詞「あふりか象が好きっ！！」から取った物。
なお、こんなやられ方になってしまったコブラ大神官は同話ではビッグワン/番場壮吉が奏でる笛の音でデンセンマンの電線音頭を踊るという、ちょっとした原作者ネタを披露している。