アンヴァース(キングダムハーツ)とは、キングダムハーツシリーズに登場する敵の種類である。
初登場は『キングダム ハーツ バース バイ スリープ』。
怒りや憎悪といった、人間の負の感情から発生する闇の魔物。アンヴァースという名前は「生命に精通しない者」の意味をもってイェン・シッドが名付けたものであり、英語で記述すると「Unversed(精通していないもの)」となる。
その存在は世界にとって脅威であり、平和を護る為にキーブレードマスター・エラクゥスが弟子のテラとアクアにその討伐を命じ、各世界に蔓延ったアンヴァースを討つために二人は旅に出ることとなった。
元より世界に存在していたハートレスとは違い、アンヴァースの発生には何らかの大元が存在する。
「感情」が鍵であるこの魔物たちの存在には、ヴェントゥスの前に現れた仮面の少年が関わっているらしい……。
その風貌は、ハートレスとノーバディの中間に当たるような丸みと鋭さを兼ねたデザインとなっている。
種族に共通するものとして、鋭利な線形の目を持つものが多いことが挙げられる。通常版BbSでは青い体色のアンヴァースが比較的多いことも特徴の一つ。身体のどこかには、アンヴァースを示すハート型のマークが施されてる。
アンヴァースの中では特に有名なエネミー。
従来作品でいうハートレスのシャドウに当たる存在であり、似たような性質を持っている。
落ち着きのない動作をし、地面に溶け込んで移動する特性を持つ。
二足歩行型アンヴァース。
こちらはハートレスでいうソルジャーに当たる存在。
フラッドよりは強いが所詮は雑魚敵なので、気を付ければ問題無い。
大型アンヴァースの一つ。
こいつはハートレスでいえばラージボディに当たる存在だが、前方からの攻撃を弾く性質は持たないためやや戦い易いが、飛び跳ねるように突進するなど攻撃的なアンヴァースでもある。
このアンヴァースの派生種である「バックルブルーザー」は、前方の物理攻撃を弾く性質を持っているため厄介さは上がっている。
壺のような見た目をした飛行型アンヴァース。
ファイヤ系魔法を使用した遠距離攻撃を持ち、反面ブリザド系がよく効く。
従来におけるレッドノクターンに似た属性型エネミーであり、やはりというか、この系統では他属性のアンヴァースが存在する。名前は「色の名前+調味料の単語」で成り立っている模様。
瓶のような見た目をした飛行型アンヴァース。
ダメージを受けたエネミーのHPを回復する性質を持つ。
従来作品ではレッドノクターン系の「グリーンレクイエム」に当たる存在だが、こちらは攻撃行動も取るなど戦闘能力も保有している。
宝箱型アンヴァース。
普段は大きな宝箱に化けており、開けると正体を表してプレイヤーを「食べてしまう」、ミミックのようなエネミー。
初めて出会ったプレイヤーたちを驚かせたドッキリ系アンヴァース。
ボス系アンヴァースの一体。
定期的に分離と合体を繰り返し、そのたびに攻撃や行動に変化が起こる大型エネミー。
シナリオで戦う時には、プレイヤーキャラ以外の主人公も戦いに参加し、三人による共同戦でボスを倒すことになる。
その時にコマンド技「トリニティリミット」を使用すると……。
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最終更新:2025/12/21(日) 06:00
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