アーデルハイド・バーンシュタインとは、SNKの格闘ゲーム「THE KING OF FIGHTERS」シリーズの登場人物である。
初登場は「2003」。
「スカイノア」と呼ばれる巨大飛行艇を有している貴族の青年。
ルガール・バーンシュタインとは血縁関係(おそらく親子。ここでは親子であると仮定して記述する)にある。
使う技はルガールとほぼ同じもの、或いはルガールの技をアレンジしたものと思われる(しかし、技名は全て別名)。
『KOF2003』で最終ボスの1人として登場。
第4ステージでKUSANAGIを超必殺技、リーダー超必殺技以外の技で倒すと第6ステージに出現する。
「アーデルハイド」は女性名だが、長子が男だったにも関わらず、娘を欲しがっていた父が用意していた名前をそのままつけられた。なお、「アーデルハイド」は高貴という意味を持つドイツ語で「アーデルハイト」と発音するのが正しい。
ちなみに「アルプスの少女ハイジ」の主人公の本名も「アーデルハイト」(アニメではアーデルハイドと呼ばれる)である。ルガールに殺されたハイデルンの娘が「クララ」であることから、開発が意識して付けた可能性が高い。
服装などは父のルガール譲りのようであるが、性格はルガールに似ても似つかない。
礼儀正しく紳士的であり、常識をわきまえている。『2003』の公式ストーリーにおいて、ハイデルン(この時「ベヒシュタイン」という偽名を名乗っている)に「父のことは未だ理解できないし、好きでもない」「妹(ローズ)は自分を兄として慕ってくれているようだが、心の底では軽んじているように思える」と語っている。この事から彼は父親を嫌うほど、その父親と性格が全くの正反対であるとも思われる。
実際、『XI』の勝ち台詞やエンディングからは彼が礼儀正しく相手に常に敬意を払う好人物である事が描かれている。また、今は勝者であってもいつか自分が敗者になるかもしれないと思っていて、自分に厳しい側面もある。
格闘技に関しては天賦の才を持ち、忌み嫌っている父の才能を色濃く受け継いでいることは間違い無い。タイトルは違うがロック・ハワードを思わせる。
非常に消極的なため、兄であるにも関わらず妹のローズには頭が上がらなかったが、『XI』のエンディングでは相手を嘲笑するローズに対し「やめないか!!」と大声で怒鳴ってしまう。これはハイデルンとの出会いで迷いを断ち切ったからとされている。
2003とXIでは彼の宿命にまつわるストーリーが丁寧に描写され、XIでローズが洗脳される伏線が張られたことから続編では当然本筋に絡んでくるものと思われていたが、アッシュ編最終作のXIIIでは操作キャラになっていないどころか名前すら出てこなかった。家庭用XIIIでも追加キャラにはなっていないが、追加されたストーリーデモには登場し一応のフォローがされた。
気絶値が高い技が多く、移動投げの「G・ドラッケン」、対空や切り返しに使える超必殺技「G・クレイス」が強いが通常技に癖があり、必殺技も少ない。防御力も低いうえに対空、切り返しに頼れる技がゲージ技しかないためゲージ依存も激しい。典型的な「攻めている間は強い」タイプである。
ジャンプが高すぎるので飛び込みがやりづらいが、ダッシュは速く機動力には優れる。連続技の難易度も比較的に低い。初心者向けと言える。
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最終更新:2024/04/24(水) 06:00
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