「ルガール・バーンシュタイン」(Rugal Bernstein)とは、ザ・キング・オブ・ファイターズシリーズに登場する人物
である。
初出はTHE KING OF FIGHTERS '94のラスボス。以降、KOF95、KOF98、KOF2002に参戦。
最新作であるKOFXVにも参戦が決定している。
秘書にマチュア(KOF94)、バイス(KOF95)、ヒメーネ、アヤ(KOF98、KOF2002)がいる。
CV:新居利光(KOF94~KOFスカイステージまで)、若本規夫(KOF2002無印のみ)、銀河万丈(電撃CD文庫)、最上嗣生(KOFAS、KOFXV)
闇社会に生きる武器商人。ペットに黒豹のロデムがおり、専用ステージでは援護攻撃も行う。
人格は『悪』そのものと言って相違無く、『正義』と言った存在を嫌っている。それ故に、作中ではサイコソルジャーチームとは特に折り合いが悪く、ストーリーデモでも象徴的な形で対立している。
『力』に強い執着があり、様々な格闘技を習得している。その為オロチ等の未知の力への執着を持つが、25歳の時に"オロチに近づくことへの警告"として、右目をゲーニッツに潰されたりもしている。だが結局KOF95ではそのオロチの力を習得してしまった。
今のところ確認されているのはオロチの力、ネスツの科学力、そして殺意の波動だが、これらの力に手を出した際は、大抵その力に呑み込まれる結末を迎える。
一見するとダンディな紳士だが、実は人外と呼ぶに相応しい強靭な肉体の持ち主であり、'94では空母の自爆の中心にいたにも関わらず生還する。自爆後に右腕が無くなったのか機械化し、KOF95にオメガ・ルガールとして再登場。
しかし95ではオロチの力に呑まれ消滅してしまう。ネオジオフリーク開発陣曰く「塵となって消えました、合掌」との事(デバッグネオジオのステージセレクト画面から見るにドイツの基地で亡くなったと思われる)。
KOF98では、もしオロチの力に飲み込まれていなかったら、KOF2002では、何故かネスツの科学力で復活していたら、と言う 設定('98も2002もストーリー間のお祭りの様なもので、一種のIFストーリーと見た方が良い。また機械化していた腕も元に戻っている)。
外部出演としてはCAPCOM VS. SNK(通称CvS/カプエス)に登場し、ボスキャラとして君臨している。作中では誰にも懐かない筈のロデムがナコルルに懐くという掛け合いがある。
殺意の波動についてはCAPCOM VS. SNK 2のクロスオーバー的ストーリーでの出来事であり、条件を満たした時のみ、豪鬼と対決するシーンが挿入されると共に、最終戦の後に乱入してくる。ルガールが対決に勝利した場合は、殺意の波動を取り込み「ゴッド・ルガール」となり、負けた場合は倒れる間際に豪鬼にオロチの力を注ぎ込み、神人豪鬼へと変化させる。
カプエスでの扱い等に関してはゴッド・ルガールの記事を参照。
その他クーラ・ダイアモンドのアナザーストライカーとしてKOF2000にも参加している。一応。しかし彼同様死んでいるオロチ一族のように亡霊のように消える演出ではなく普通に退場するので、「こいつまだ生きてるんじゃね?」「まぁ、ルガールだし」とか言われていた。
なお、彼がボスとして登場したKOFシリーズはほぼ例外無く基地施設等の自爆で終わるので、「爆破オチ野郎」等と呼ばれる事もある。
また、悪役であるにも関わらず、KOF'98のインタビューでノリノリで回答している事が稀にネタにされている。
2003以降に登場するアーデルハイド・バーンシュタイン、及びその妹ローズ・バーンシュタインの兄妹は、ルガールの子供である。登場当初はルガールとの関連性を匂わせる程度の描写だったが、KOF13の怒チームストーリーでローズがルガールの娘であると明言され、親子関係が確定した。
またローズはペットに黒豹の子供グアンを飼っているが、ロデムとの関係性は不明である。一方のロデムはというと、ルガールの死後独りぼっちになってしまった様子がKOF98のEDで確認できる他、KOFXIIIの背景にはロデムがアーデルハイド達の住む飛行艇内にいる様子が伺える為、彼等に保護されたのかもしれない。
KOF2002以降のアッシュ編では息子がメインストーリーに関わった影響か、はたまた既に死んでいるからか出番がなく、2010年にKOFスカイステージのボスの一人として登場したのを最後に公式作品には長らく参戦していなかった。
以降の新規参戦は、KOFAS等ライセンスを受け海外で制作されたアプリゲームに限ったものだったが、2022年3月、SNKの公式無料アップデートによって最新作KOFXVに参戦が決定した。公式作品での新規参戦は、KOFスカイステージ以来実に12年ぶりである。ルガール入門のチャーリー氏も早速祝福している。
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https://twitter.com/charlie0816/status/1505891725994184704
更に小田プロデューサーから「ボスチャレンジと呼ばれるボス仕様のルガール戦をクリアすることで、Ω(オメガ)アーマー仕様のルガールが使用可能になり、専用ステージと楽曲が追加される」とも発表された。このΩアーマーというのはKOF2002の対戦前デモで脱いでいたコスチュームの事であり、それを着たまま戦うスタイルが追加されるという拘りっぷりである。全国のルガールファンは狂喜乱舞必死であろう。
また同作のライバルチームは、新キャラ二人が既存キャラのライバルに設定されているのに対し、ハイデルンだけが浮いていたが、この参戦によってKOF2002UM以来となるルガールとの掛け合いも復活すると予想されている。
担当声優はアプリゲームKOFASに引き続き、最上嗣生氏が担当。
余談だが、彼の苗字「バーンシュタイン(Bernstein)」は英語とドイツ語の発音が混ざったもので、英語読みに統一すると「バーンスタイン」、ドイツ語だと「ベルンシュタイン」となる。
KOF94の中間デモで、銅像が並んでおり「これらは私が倒してきた格闘家達だ!」と言っているが、ザンギエフやフェイロン、リュウ、ガイル等ストリートファイターのキャラクター達がいる。大丈夫だったのか?これ。
94では非常にダンディな紳士の口調だが、復讐に燃えているのか、95では若干、98は非常に荒々しい(特に98のサイコソルジャーチームへのメッセージは顕著)。2002では紳士的な口調に戻った。
KOF94ではスーツで戦うが、倒すとスーツを脱ぎ、本気を発揮する。パワーMAXでジェノサイドカッターを喰らうと、「即死余裕でした」と言われる程凶悪な性能で、当時のゲーマーを泣かせ、他にも硬直が少ない烈風拳や、あらゆる 飛び道具を消すカイザーウェーブ、突進し画面端に追い込むゴッドプレス、発生の早い跳ね返し技のダークバリアと言った凶悪な必殺技ばかりで圧倒的な強さを誇る。
KOF95でも前回とほぼ同じスペックの上に、必殺技がより強化された。しかも、裏技でプレイヤーもルガール操作が可能な為、ゲームバランスを崩した原因にもなった(一番は草薙京なんだけど)。
KOF98では正式にプレイヤーキャラになったが必殺技が弱体化し、最弱キャラに落ちた。98UMだと良調整され強く なったが、その一方でボス版のオメガ・ルガールは歴代でも非常に凶悪な性能を持っており、殆どの通常飛び道具を 打ち消すグラビディスマッシュ、超強力な対空技ダークジェノサイド、画面を七割くらい瞬間移動して攻撃するバニシングラッシュ等、食らってもガードしても受けるダメージが半端では無い。CPUはまだアルゴリズムが易しいが、プレイヤーが使ったらやばい事になる。
カプエスではあまり性能が良くない。カプエス2ではダークスマッシュ等で攻撃力が上がった。しかしゲージ依存が激しい為大将に向いていると言える。
CPU戦ではラストの神人・豪鬼またはゴッド・ルガール戦では、中距離からダークスマッシュを生出しすると何故か何もせずに生食らいするというCPUのパターンがあるため、ストーリーモードでスコア稼ぎをする際は多くの人が用心棒にルガールをメンバーに入れていた。
KOF2002では、一部技を追加しただけであとはあまり変わらない。余談だがCPU戦では、K9999の弱割れろォ!を出し続けるとルガールがジェノサイドカッターしか出さなくなる。
2002UMでは、全ての超必殺技にどこでも判定が付いて凶悪性能に拍車を掛けている。その上攻撃力・防御力共に高めに設定されている。
▼10:02からルガール戦
▼上手いルガール(3:46から注目)。オメガカラーだけど通常ルガール。
▼令和になってもしぶとく復活。新モード「ボスチャレンジ」ではボス性能までもが復活とのこと。
掲示板
108 ななしのよっしん
2023/11/17(金) 20:44:10 ID: 4N1quT50Qu
そもそも倒した相手を「銅像に」「塗り込める」っておいそれと出来るものなのか?技術的に。
石膏像や94女性チームに言いはなった剥製ならまだわかるが(倫理的には別として)
109 ななしのよっしん
2024/01/01(月) 20:12:56 ID: nkqC6G+CXS
110 ななしのよっしん
2024/02/03(土) 16:57:41 ID: G/PftbEIAS
スキンだけでも公式で作ってくれればいいのにね
KOFというかSNKはそこのリソースの割き方下手だわ
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最終更新:2024/03/19(火) 10:00
最終更新:2024/03/19(火) 10:00
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