ウォール・サクヤとは、幻想郷を守護する紅魔館の巨大な壁である。
ある日のこと、魔法の森を散歩していた伊吹萃香は(注1)、とある茸を見つけた。 あまりにも異様な色彩と形状なので取って食べようとは最初は思わなかったが、漂う香りに誘われて思わず食べてしまった。 すると、彼女の体に変異が起こり、密と疎を操る程度の能力が暴走した。 あれよあれよと、周りにいた妖獣は巨大化していった。 能力の暴走は広範囲に広がり続け、巷の妖怪や人里の人間まで巨大化し幻想郷中に影響を及ぼした。 この異変は、後に「幻想郷巨人化異変」と名づけられた。
その頃、紅魔館もこの異変に冒されようとしていたが、魔法結界により住人の(門番の紅美鈴も含む)巨大化は阻止されていた。 しかし、異変の影響に冒された者は単なる巨大化だけではなく、巨人化していない者を攻撃するという症状まで出ていた。 勿論、紅魔館も例外では無く、巨人に物理的な攻撃を受けていた。(注2) 魔法結界だけでは巨人の攻撃を防ぐ事が出来ないと知った紅魔館の住人は、急きょ住人総出で防御壁を建設。時間を操る程度の能力で貢献した十六夜咲夜の名前からこの防御壁をウォール・サクヤと命名した。
稗田阿求のメモより(注3)
注1:何故、伊吹萃香が魔法の森にいたのかは、未だに謎である。
注2:巨人が何故、物理的攻撃以外の攻撃をしないのかは、未だに謎である。
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最終更新:2025/12/11(木) 14:00
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