キュアセバスチャンとは、ドキドキ!プリキュア6人目(?)のプリキュア戦士である。変身者はセバスチャン(声:及川いぞう)。
キュアファイヤー、キュアゴリラに次ぐ史上3人目の男性プリキュア。
ドキドキ!プリキュア・第25話『華麗な変身!ニューヒロイン登場!』に登場する。
セバスチャンの主人である四葉ありすは、キュアロゼッタとして日夜ジコチューと戦っているが、ここ最近はロゼッタリフレクションが敵の攻撃で破れるなど苦戦が続くことに悩んでいた。これまで様々な場面でプリキュア達を支援し続けてきたセバスチャンは、主ありすを助けるべく、遂に自らも戦いに赴く決意を固めた。密かにラブリーコミューンを解析し、本物になぞらえて人工コミューンを作り上げた彼は、「プリキュア・ラブリンク!」のかけ声と共にプリキュアへと変身したのである。
ところが、いざ実戦に出る前に、肝心の人工コミューンが手違いで敵のマーモの手に渡ってしまい、マーモは自作自演の偽物ヒーロー・キューティーマダムに変身して町中に混乱を引き起こす。セバスチャンは鋼鉄の騎士に扮して人工コミューンを取り返そうとするが、さすがのセバスチャンも、相手が元から強い上に強化変身した敵幹部には歯が立たず敗退してしまう(むしろ、生身である程度防戦できたのが凄いくらい)。
この場面に遭遇したありすは、セバスチャンが自分のために人工コミューンを作って戦っていたことを知り、今まで彼が自分を守ってきたことを改めて再認識した。プリキュア5つの誓いの1つ「愛することは守りあうこと」、お互いに守り守られる存在であることに気づいたありすは覚醒し、ヒーローショーを滅茶苦茶にしたマーモの攻撃をロゼッタリフレクションごと跳ね返して撃退。
この攻撃で人工コミューンは壊れてしまい、敵に悪用される恐れも出てきたため、セバスチャンは人工コミューンの開発を中止した。こんなものは必要なかったと詫びるセバスチャンだったが、ありすは彼の働きをやさしくねぎらった。この事件のおかげでありすとセバスチャンの主従の絆は以前にも増して深まり、キュアロゼッタの成長に大きく貢献した。セバスチャンの奮闘は決して無駄にならなかったどころか、大きく役立ったのである。
残念ながら、本編ではキュアセバスチャンが実際に戦う場面は見られなかったが、男性プリキュアの先輩(?)であるキュアファイヤーが想像シーン、キュアゴリラが名乗り台詞までに止まったのに対して、キュアセバスチャンの場合は、初めて実際に変身したというのが大きな特徴である(しかも、この変身シーンのBGMはやたら格好いい)。
キュアセバスチャンの外見は、某アメコミの人気ヒーローを彷彿させる容姿をしており、人工的に作り上げたという点はこの2時間前に放送しているどこぞの聖闘士を連想する。実際、上述のアメコミヒーローには、アルフレッド・ペニーワースという超有能な執事が登場しており、セバスチャンの本編における万能さを思うと、そのモデルになったとも考えられる。また、マーモと戦う時は「やらせはせん!やらせはせんぞ!」と、プリキュアと同じテレビ朝日系列のとある名作アニメの台詞を発するなど、このエピソードはパロディが多かったと言える。
さて、本編では訓練中に「セバスチャンアタック」という技を披露しており、規模はやや小さいながらも地面をクレーターのように叩き割る離れ業をやってのけた。セバスチャンが高齢故に燃費が悪いというデメリットを考慮すると、先輩プリキュアである(正確にはプリキュアではないが)青い薔薇の人に近い能力を持っている模様。
元々キュアセバスチャンという言葉が誕生したのは、ありすが初めてプリキュアに変身した4話で、当初プリキュアになるのを断っていたありすに代わって、もしセバスチャンがプリキュアになったらとファンが想像したのが始まりである。そしてファンの間で、プリキュアに変身したセバスチャンの予想イラストがいくつか投稿されたが、今回のエピソードが放送されるほぼ1ヶ月前には、実際に変身したのとほぼ同じ姿をしているキュアセバスチャンのイラストがpixivに投稿されている。描いている本人も、まさか公式で実現するとは思ってもいなかったことであろう。
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最終更新:2024/05/17(金) 13:00
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