サカロス有情破顔拳とは (ドランクとは) [単語記事]

サカロス有情破顔拳とは、サカロス神拳の一つ。
世紀末な世界を生きる冒険者たちの奥義である。

概要

この奥義が使用された時、冒険者たちはワイバーン亜種２体に挟まれていた。
特殊属性のブレス攻撃を持ち空を飛ぶ魔物相手に一方的蹂躙されるかと背筋を冷やしたその時！
仲間のサカロス信徒が『そうね、仕方ないわね』とつぶやき両手を掲げ左右それぞれのワイバーンに向けて指を鳴らした。

＞∩(*´ω｀*)∩＜

辺りに濃厚な酒精の香りが漂うと、ワイバーンが突如昏倒。
もちろん上空にいたワイバーンたちは地表に落下。夢見心地のまま死んでいった。

正体

この技の正体は、酒幸神サカロスの特殊神聖魔法ドランクである。
魔法の効果は、対象を眠らせるデバフ系の基本魔法。

元ネタの北斗有情破顔拳が経絡秘孔を突き、痛みを感じずに破顔（笑顔に）させるのに対して、こちらは魔法で酒を出し相手にぶっ掛けて急性アルコール中毒にさせるというものである。
最終的に相貌を崩させるのは同じだから問題ない。

特記すべきは、近しい効果の魔法である真語魔法スリープと比べ消費MPと射程が勝っていることであろう。
さらに言えば、睡眠解除の条件が「HPが減少するか三時間経過したとき」と明記されているのもポイントである。
つまり、大きな物音などで起きないのは勿論、仲間が起こす際にも「1点以上のダメージ」を与えなければならないのだ。
重ねて言えば属性が「精神効果」ではなく「毒属性」なのでスリープの効かない一部の敵に効いたりもする。
しかも睡眠が解除されても一定時間の行動ペナルティを受ける。良い事尽くめの~~チート~~優良魔法である。