シンカリオン 500こだまとは (シンカリオンゴヒャクコダマとは) [単語記事]

シンカリオン 500こだまとは、テレビアニメ『新幹線変形ロボシンカリオン THE ANIMATION』及びタカラトミーから発売されているロボット玩具シリーズに登場するロボットである。

概要

**プロフィール**
全長	27.0m（アニメ版） 45m（PV版）
重量	120t
新幹線モード	500系こだま
運転士	速杉ホクト
所属	超進化研究所・京都支部
武器	ミサイルシールドシンゴウスピア

ベースは500系こだま。遠方の攻勢から地方を守護すると共に、適合率が低い大人でも十分な継続戦闘が可能になる様に新幹線超進化研究所が試験的に開発が進められた機体。史上初の4両で変化する初のシンカリオンであり、新幹線 500系こだまの性能をフルに活用した攻撃型のシンカリオン。

4両編成の新幹線モードから1両目、2両目、3両目でシンカリオン本体を構成し、1両目が上半身、2両目が下半身、3両目が両腕となるこれまでのシンカリオンとは全く違った変形方法となっている。そして、最後尾である4両目は脚部のミサイルポッドとミサイルシールドに変形。全車電動車の高出力を活かして全身から大量のミサイルを発射することが大きな特徴となっており、また、その大量のミサイルを活かし、敵の攻撃を撃ち落としながら攻撃に転じることもできる。

シンカリオンへの変形と同時に武器が装備され、潤沢なエネルギーも備わっていることで適合率の低い大人でも運転士を務められる機体である。ただし、やはり適合率の低さから運転士への負担が大きく、本体のスペック機能も活かし切れないことから単体での出撃にはリスクが大きい。京都支部への転勤後、厳しい訓練を積んだ速杉ホクトでさえも実際の戦闘では長時間の負担に耐え切れず、N700Aのぞみのフォロー無しでは巨大怪物体を撃退することはできなかった。

また、ブラックシンカリオン戦の切り札とされるE5とのクロス合体が可能であることも特徴であり、作中ではほとんどがE5はやぶさとのクロス合体で戦っている。新シリーズに入ってからホクトが923ドクターイエローに乗り換えたため、カイレン戦を最後に出番はなくなった。クロス合体についての詳細は、「シンカリオン E5はやぶさ」の記事を参照。

必殺技・武器

ミサイルシールド: 後部車両そのものが盾に変形。シールドにはミサイルが内蔵されており、敵の攻撃を防ぐだけではなく、その大量のミサイルを発射することで敵の攻撃を撃ち落としながら攻撃に転じることが可能である。ミサイルの一斉発射は絶大な威力を誇る。
シンゴウスピア: 500こだまの専用武器。その名の通り槍として使用するだけではなく、思い一撃で敵を破壊する「メイフルモード」、遠距離から敵を狙い撃つ「ライフルモード」の3つに変形ができる万能武器。