スピネル 単語

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スピネル

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スピネル(spinel)とは、鉱物の一種。

曖昧さ回避

概要

酸素マグネシウムアルミニウムが組み合わさって出来た鉱物の一種。結晶の先端がっているため、ラテン語で「小さな」を意味するspina(スピナ)から由来しており、和名でも晶石と呼ばれる。硬度は7.5~8。自然物でありながら美しい正八面体の結晶をしており、産地のミャンマーでは「アニ・アン・ナト・トゥエ(に研磨された石)」と呼ばれている。

スピネルは本来は透明の石だが、クロムが含まれることで、ピンクなど多カラーバリエーションに変化する。中でも特にレッドスピネルが人気だが、かつてレッドスピネルはルビー偽物として低価格で扱われていたという不遇な歴史を持つ。やがてレッドスピネルがルビーよりも色が濃く傷が少ないという魅から評価されるようになり、欧を中心に人気が上昇した。

日本では2021年8月誕生石として新たに認定された。宝石言葉は一般的に「内面の充実・安全」を意味するが、レッドスピネルは「情熱・勝利」、ブラックスピネルは「破邪・突破」などのように色によって大きく異なっている。

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最終更新:2024/04/27(土) 17:00

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