セックスできる母親とは、男の理想の女性である。
ここでいう母親とはもちろん生母や(一般的に生母は最もセックスとはかけ離れた女性である)、「早く宿題やりな!」とかガミガミうるさい母親像ではない。ダメな自分を温かく抱擁し、甘やかしてくれる優しい女性である。ふくよかな体型をした穏やかな性格の年上の女性が一つの類型ではあるが、貧乳でも年下でも、何なら女子小学生でもぶっきらぼうでも構わない。とにかく自分を甘やかしてくれる女性である。
母性溢れる女性への感情を「バブみ」と呼び、コメントでは「ママァ…」と書き込まれる。そして「母親」だからといって性欲が湧かないかというとそうでもなく、甘やかしの延長にエッチなことまでしてくれる女性が理想である。実母には性欲は全く湧かないのに、母親っぽい女性には性欲ムンムンになってしまうのは男の悲しきサガだ。
二次元キャラ相手ならば何も問題はないのだが、現実の女性に対して「母親」を求めることはジェンダー規範の強制である。1960年代の日本では欧米のラディカル・フェミニズムと連動しウーマンリブ運動が巻き起こった。1970年にフェミニストの田中美津は「便所からの解放」という刺激的なタイトルのパンフレットを頒布し、男性が女性に求める「セックスできる母親」像を批判した。
男にとって女とは、母性のやさしさ=母か、性欲処理機械=便所か、という二つのイメージに分かれる存在としてある。(田中美津、便所からの解放)
「セックスできる母親」欲求とは男性へのケアを無賃で女性が行なうことを意味する。男を煽て、慰めるなどの精神的ケアに加えて、炊事、洗濯、掃除などの家事や出産、育児などの子育て(専門用語ではこれらをまとめて再生産労働という)を不払い労働として「母親」が担う既存社会を批判する女権運動は昨今でも盛んである。
掲示板
9 ななしのよっしん
2025/03/19(水) 21:07:44 ID: a9fwb4ShKH
ミサンドリストのテイカー女性が自立と社会人としての責任と役割分担を拒否して、
女を煽て、慰めるなどの精神的ケアに加えて、炊事、洗濯、掃除などの家事や育児などの子育てを男性に押しつける時に使う概念
10 ななしのよっしん
2025/07/26(土) 17:31:51 ID: DMu3z9e5jQ
こんなのはおかしい!と言われても昔からこの理想を手に入れてる男も居るだろうな~としか感想が出てこない
みんながみんな同じ様な関係なわけないもんな 上には上の超勝ち組が居んだろうな
11 ななしのよっしん
2025/11/25(火) 13:05:20 ID: NrJq2zqAx2
まぁその場合お相手になる人も相手のことを思いやれる理想の父親みたいな人だろうけどね
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最終更新:2025/12/10(水) 19:00
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