ダンカン・ワールドクラス 単語


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ワールドクラス

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ワールドクラス(World Class)とは、Duncan Toysが販売していたヨーヨーの名である。

概要

1980年代発売。

固定軸時代のダンカンにおいてトップクラスの、66gという重量を持つヨーヨー
第1期ハイパーヨーヨー最重量の「ダンカン・ホイールズ」より3g重い

この重量は内蔵金属リムによるもの。
これだけでも当時としては先進的な技術だが、現在で言う「フラットリム」構造と状のリムによって慣性モーメントを稼いでいる。直径そのものも当時としてはかなり大きい。
また、コントロールエッジが当時としては低い位置に設定されており、スリープが減りにくい。
更に、軸に現在で言うところのコンケイブベアリングのようなへこみがあり、やはりスリープが減りにくくなっている。
この設計手法は2000年代以降に本格的になるものであり、本機は生まれてくる時代を間違えたオーパーツといえる。

このような設計から固定軸とは思えないほどのスリープ力を誇るが、短命に終わっている。
当時はスリープループを同じヨーヨーでやるのが普通であり、重く動かしづらい本機は評価される土壌になかったのだろう。

固定軸重量級ヨーヨーは「ホイールズ」が市場に残り、長く販売されることになる。

2016年末、ダンカンオフィスから新品の「ワールドクラス」がまとまった数発見され、市場に少数放出された。
その頃には固定軸の時代は終わっていたが、逆に重量級ストリング機が評価される時代になっており、すぎた名機としてその設計思想に驚いたプレイヤーは多い。

放出以降は、固定軸部門で使用されている。

派生機種

2023年版

アルミボディになって帰ってきたワールドクラス

ワールドクラスは「今で言う」Hプロファイルといった形状だったが、こちらはリム部分が盛り上がり、はっきりHプロファイルとなった。軸周りはサイズAベアリングいささか…といえるが、ここ数年の懐古趣味モデルの定番ではある。

形状はさほど変わっていないが、元がプラスチックメタルリムだったのが全部一体のメタルになってしまったため、「高い慣性モーメント」「傾きにくい」という本機の特性が活かされにくくなってしまった。

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