アクセルウィング(Accel Wing)とは、バンダイが販売するヨーヨーの名である。
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https://twitter.com/hyper_yoyo_info/status/1840923824214429995
ハイパーヨーヨーアクセルシリーズの第2弾で、ストリングプレイタイプの機種。
ボディがウイング形状になったことでトラピーズ有効幅が大幅に増え、ストリングをヨーヨーのミゾに入れる「エレベーター」「ムーンサルト(トラピーズ)」などのトリックがやりやすくなっている。一方、ウイング形状がサイドキャップを覆っているためアクセルトリックはやりづらくなっており、「アクセルオリジン」の完全上位互換とはなっていない。
また、ストリングプレイタイプのヨーヨーはルーピングプレイがやりづらいのが一般的な特徴だが、本機の発売時点でルーピングトリックは「フォワード・パス」「アラウンド・ザ・ワールド」などのこの特徴が無視できるようなトリックしか発表されていない。「ループ・ザ・ループ」はやりづらいが、「アクセルオリジン」も異様にやりづらいので、のちのちルーピング専用機が発売されるまでは気にしなくてよい。
重量は67gと、アクセルオリジン(57g)より大幅に増えた。ヨーヨーのスリープ時間は重量[1]に依存するので、スリープ時間もアップしているといえる。一般のヨーヨーに比べて平均的な重さだが、アクセルシステムを内蔵している分重量が内よりであるため、同じ重量ならギミック非搭載のヨーヨーの方がスリープ時間は長い。
レスポンスシステムはスターバーストだが、軸に近い部分が真っ平らになっている、昔で言う「ディスクスター」のような形状である。これにより少しだけ滑りが良くなっている。一方、ミゾ幅の狭さとベアリング径はいかんともしがたく、総合的には「アクセルオリジンよりはマシだが、一般的なヨーヨーに比べると著しく悪い」という程度に収まっている。
とはいえ、「アクセルオリジン」では猛練習が必要だった「ブレインツイスター」が比較的簡単にでき、「スプリット・ジ・アトム」「アトミックファイヤー(バレルロール)」ぐらいまでなら可能なスペックであるため、ストリングトリックの導入には最適なヨーヨーといえる。
価格は2530円(税込み)と「アクセルオリジン」より高い。しかしながら、ボールベアリング搭載プラスチックヨーヨーとしては標準的な価格ではある。「アクセルオリジン」が搭載機構のわりに異様に安いという事情もある。
カラーバリエーションは、最初から9種類もあった「アクセルオリジン」に比べ3色と控えめになっており、紫・青・クリアと寒色系で統一されている。
ヨーヨーのトリックはアクセルトリックよりもストリングトリックの方が多いため、総合的な技のやりやすさでいえば「アクセルウィング」に軍配が上がる。一方、価格が安く、アクセルトリックがしやすく、軽く、カラーバリエーションも豊富という特徴を持つ「アクセルオリジン」も選択肢としては依然有効であるため、自分のやりたい技に応じて選択しよう。
なお、プロモーションビデオではトップスピナー・ハジメ(三浦元)が「アクセルウィング」を2個使ったトリック(ツーハンドストリングプレイ)を披露している。このような技は一応可能だが、すべりが悪いため一般的には本機で行うには向いていない。三浦は世界大会を5連覇しているツーハンドストリングプレイの第一人者であり、ハイパーヨーヨーアクセルからヨーヨーに入った人ができなくても何ら恥ずべきことではない。
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最終更新:2025/12/10(水) 14:00
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