ダンカン・フライングパンダ 単語


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フライングパンダ

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フライングパンダ(Flying Panda)とは、Duncan Toysが販売していたヨーヨーの名である。

概要

ダンカン初のオフストリング機種。

ダンカン・フリーハンド(2002)」に硬質ゴムウイングをつけただけの不格好なデザイン
サイドキャップにでかでかと描かれたのは、なぜかとっつぁん顔のパンダ
しかし、これでも2000年代を代表するオフストリング機種として、「ヨーヨージャム・アクエリアス」や「ヨーヨージャムフリーエージェント」の向こうをって活躍した機種なのである。

オフストリング初心者にとって最も難しいのは、ヨーヨーを戻すことである。
当時のオフストリング機種は、小径ベアリングだったこともあってレスポンスシステムなしが普通初心者では引き戻しに十分な摩擦を確保することが難しく、敷居が高かった。
本機はフリーハンドベースであり、レスポンスシステムフリクションステッカー
これにより、初心者でも戻しやすく、広めのギャップ幅で滑りもよい機種ができた。

また、本機はオンストリングで使用しても優秀だった。
ゴムウイングにより十分幅が広く、重心が外寄りになって慣性モーメントを稼ぐこともできたためである。
特にカウンターウェイト機として重宝され、本家フリーハンド」およびCW特化機の「スローモンキー」にも劣らない人気を誇っていた…というより、おまけオフストができるカウンターウェイト機」としての使い方がであったような気もする。

カウンターウェイトが付属していないのが困りものだが、フライングパンダを持っているようなユーザーフリーハンドの5個や6個持っているのが普通なのであまり問題にならない。自分が持っていなくても周りのかは余らせているのでもらってくればよい。

フリーハンドZEROベースの「ダンカン・ハヤブサ」が登場したことにより、入れ替わりで生産終了。
現在使用者はほとんどいないが、ヨーヨーパフォーマーTOMMY(渡邉富之)が用していることで有名。

2017年には、名前あやかった「ダンカンパンダモニウム」が登場する。
こちらはデルリン削り出しのハイエンドモデルであり、性上の関係はない。

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