チョウセンニンジン 単語

チョウセンニンジン

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チョウセンニンジン(朝鮮人参)とは、ウコギ科パナックス属の多年生植物であり、漢方薬の原料である。
ナックスとはギリシャ語で「万能薬」という意味がある。

概要

コウライニンジン(高麗人参)、オタニンジン(御種人参)とも。野菜ニンジンはセリ科であり実は遠縁種。
日本では福島長野島根などでも栽培されているが、大半は輸入品である。
野生は少なく、ロシア沿海地方に自生するチョウセンニンジンは、現在ワシントン条約の附属書II類に定されており、商業取引が規制されている。その為、ほとんどは栽培されたものであり、70%以上が韓国中国で栽培されている。

日本に伝わったのは11年(739年)。
文王の使者が人参30斤を聖武天皇に奉呈したのが最初と言われている。

多くの「サポニン群」を多く含み様々な用効果があり、低血圧貧血・頭痛・肩こり・冷え症・糖尿病自律神経失調症・その他いろいろな症状に効果がある。
漢方薬以外では、蜂蜜粕に漬けて食べたり、に漬けたり煎じてとして飲むことも。
韓国では参鶏湯サムゲタン)の代表的な材料であり、生の状態で一緒に煮込んだり薬味に入れたりする。

冷凍庫では2週間ほど保存することができる。

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最終更新:2024/12/22(日) 15:00

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