トヨタ産業技術記念館とは、愛知県名古屋市西区にある企業博物館である。
元々は「産業技術記念館」という名称であったが、2014年7月1日に開館20周年を機に現在の「トヨタ産業技術記念館」へ改称された。
豊田佐吉により1911年に建設された「豊田自動織布工場」(現:トヨタ紡織)の跡地を改築して平成6年(1994年)6月11日に開館した企業博物館。「トヨタテクノミュージアム」と呼ばれることもある。運営はトヨタグループである。
館内の展示物は繊維機械に関するものと自動車に関するものであり、それぞれが「繊維機械館」「自動車館」に納められている。それらの他にも「トヨタグループ館」として佐吉による設計図や取得した特許証などが展示されている。展示物は動態保存されているものが多く、技術の進歩を実演で感じることができる。
1996年2月27日には「繊維記念館」と「トヨタグループ館」の2館が名古屋市都市景観重要建築物等に指定された。さらに2007年には日本建設業連合会により第48回のBCS賞を受賞している。
開館時間は午前9時半から午後5時までで、休館日は毎週月曜日(祝日の時は翌日)。
入館料は一般500円、中・高校生300円、小学生200円、65歳以上または障害者無料である。
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最終更新:2024/12/22(日) 19:00
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