ニャジラとは、漫画What's Michael?に登場する猫である。
非常に体の大きい三毛のメス猫で、他のオス猫や犬にさえ恐れられている同漫画中最強の猫。
初登場時には映画『ゴジラ』と特撮『ウルトラマン』の双方をパロディー化した話で登場。
地上走行中の車をまるでゴキブリをいたぶるがごとく破壊、自衛隊機が迎撃に現れると蠅を捕まえるかのごとく撃墜、都庁で爪を研いで伸びをする、公式戦が行われている後楽園球場でおしっこをするなどの破壊の限りを尽くす。
これを見た主人公猫のマイケルはベータカプセルで巨大化するが、猫としての力関係はニャジラ>>>マイケルであったために戦わずして踊りながら逃亡するというオチであった。
その後はいわゆる怪獣と言う立ち位置ではなく登場するようになる。
年齢は4歳。体重は15kgと三毛猫としては規格外の大きさで、目が三白眼で常に睨みつけているような面相をしている。このため劇中の登場人物には猫と認識している者は少なく、ペットショップに置かれている際に客に「この動物はなんていう動物だい?」と聞かれることもある。後には飼い主が「ニャジラって言う動物です」と答える場面もある。
その他に「ニャジラっていうのはどこに生息している動物だい?」と聞かれることも…。
主人公猫のマイケルは勝手に家に上がりこまれて自分のえさを横取りされてしまっても追い払うことができない。
野良猫として登場することは実はあまりなく、飼われている家では大体溺愛されていることが多い。
特に作品の後半ではどういうわけかセレブの飼い猫とされていることが多くこの場合は「カトリーヌ」等と言う、やけに乙女チックな本名を持っていたりするので侮れない。
資産家宅の飼い猫で200万円もする血統書付きのアメショ「大助」に恋をし、子宝に恵まれる。
この時、大助の飼い主の奥さんは「なんでニャジラなんかと結婚しちゃったの?!」等と叱責しているが猫の習性的に無理な話(悲しい男の性ともいう)なので仕方ないね!
ペットショップで売られている展開では1000円→100円→30円→タダ→引き取ってくれたら猫缶10個オマケすると言う値段の付けられ方をされたが、結局引き取り手は居ない末路であった。
この漫画と作者が同じ「柔道部物語」の三五十五宅(寿司屋)で飼われている展開では、初めは普通の可愛い三毛猫で名前も「ミケ」であったのだが、家族や客に溺愛され高級な寿司ネタばかり与えられた結果、ニャジラに変貌してしまった。このためこれを参考にすれば現実でも比較的容易にニャジラを作出できるかもしれない。が、元来三毛猫は外国産の猫より軽量であることが多く、これを実際にやると猫の寿命は縮むためおすすめは出来ない。
巨大な体躯とふてぶてしさからインパクトの強いキャラではあるが、実際の猫愛好家からの評価は高い。
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