バンダイ・ハイパーストリングとは (ハイパーストリングとは) [単語記事]

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ハイパーストリング(Hyper St ring)とは、バンダイが販売しているヨーヨーのストリングの名である。

第1期・第2期ハイパーヨーヨーでは、ハイパーストリングスの名で販売された。

概要

ハイパーヨーヨー純正のストリング(替えヒモ)。
第1期・第2期・第3期ハイパーヨーヨーのいずれでも販売された。

ハイパーヨーヨーでは、他社パーツの使用やパーツの自作・改造が禁じられている。
したがって、ハイパーヨーヨーの公式大会に出たい場合は、本品を購入する必要がある。

色が合ってればまずバレないけどね…

価格

いずれも5本500円。

つまり、1本100円である。
小学生のお小遣いにはかなり厳しい単価であり、第1期ハイパーヨーヨー時代はこれがネックとなってヨーヨーを続けられなくなる事例が続出した。
また、もったいないからとなかなかストリングを交換せず、切れてものを壊したりする事故も多数発生していた。

当時を知るプレイヤーや外部の人間からはぼったくり扱いをされているが、ヨーヨーや関連パーツの価格が大幅に下がった現在においても、5本500円は標準的な価格である。

現在は1本20-24円程度で買えることが多いが、これは100本セットで購入した場合である。

つまり、この価格は小分けにして売っている分のコストであるため、別にバンダイが不当に儲けているわけではない。
しかしながら、バンダイ純正品でこれ以上のまとめ買いセットは販売されたことがないため、律儀に純正品を買い続ける限りは(またはネット通販が使えず店頭で購入するしかない場合は)厳しいお小遣いのやりくりを要求されることになっていた。

ネット通販が使えるならば、100本まとめ買いがお得である。
2000-2400円を一気に出すのが厳しい場合は、10本500円のセットを買うのがいいだろう。

モデル

第1期

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

綿100％。色は白のみ。
第1期ハイパーヨーヨーでは、市販されているストリングは本品しかない。

前述の価格に加え、すぐに切れてしまうことから、当時のスピナーは本体価格に加えてランニングコストに頭を悩ませることになった。

また、親から見ればたかがヨーヨーに2000円以上も出費させられたあげく、たかがヒモに500円も出すなど到底許容できるものではなく、「タコ糸でいいじゃないか」と思われることも多かった。
※タコ糸で代用するのは本当に危険なのでやめてください。

これとは別に、コロコロコミックの付録としてストリングが1本付属したことがある。
しかし、カラーストリングであったことから本品以上に寿命が短い。

「ハイパーワスプ」付属のストリングもカラーだが、同様の理由で早めに本品に交換した方がよい。

第2期

ニコニコ市場は2023年11月に終了しました。

綿・ポリエステル混合になり、寿命が大幅に改善された。
また、綿ポリのカラーストリングはストリングプレイ専用としての需要が生まれたため、それに併せて黄色のカラーストリングがハイパーヨーヨーで初めて市販されることになった。

この頃にはヨーヨーショップで100本まとめ買いができるようになり、ネット通販ができるのであれば本品を買う必要性は薄くなった。

しかし、ホワイトストリングは当時の一般的なストリングよりかなり太いという特徴があった。
そのため、第1期末期にサードパーティーから販売された「極太ストリング」と似たような使い方ができ、「ファイヤーボール」「ハイパーレイダー」を無改造のままルーピングプレイ機種として使う場合に有効である。特に、第2期版「ハイパーレイダー」との相性が良い。