第2期ハイパーヨーヨーとは、バンダイが展開するヨーヨーブランド「ハイパーヨーヨー」の展開時期をさす通称である。
2000年に第1期ハイパーヨーヨーの展開は終了し、日本中を巻き込んだヨーヨーブームは終わりを迎えた。
しかし、他の輸入業者からインターネットを通じてヨーヨーの販売や地区・全国大会は続けられており、日本のプレイヤーたちは実力をつけつつあった。
そんな中、ヨーヨーマスターの長谷川貴彦と連携して、新たにハイパーヨーヨーの展開がスタートした。
長谷川はUTYJ(現JYYF)設立メンバーの一人で、ハイパーヨーヨー撤退後、2000年代初頭のヨーヨー界を牽引してきた人物である。
メインプロモーターは長谷川が務め、彼が率いる「チーム・アザーズ」が補佐していた。
この頃は、第1期ハイパーヨーヨー世代が高校生~大学生ぐらいになり、ある程度お金が自由に使えるようになった時期である。
そのようなプレイヤーに、ヨメガヨーヨーの価格が大幅に下がったことと、ダンカンが名機「フリーハンド」をひっさげて復活したことをアピールできたことは、本期最大の評価点といえる。
実際、現在最前線で活躍しているプレイヤーの中には、第2期ハイパーヨーヨーを機に復帰したプレイヤーも多い。
イメージは、ストリート風だった第1期とはうってかわって、体操のお兄さんのような爽やかなものになった。
各ヨーヨーのデザインも、それに併せて幾何学的なものになっている。
しかしながら、この路線はやんちゃ盛りの小学生には受けず、新規プレイヤーの開拓にはなかなかつながらなかった。
コロコロの王道である熱血路線にシフトしたりしたが、やはり往年の大ブームのようにはいかなかった。
また、販売戦略も迷走していた。
「ハイパーレイダー」「フリーハンド」などの高性能なヨーヨーをいきなりリリースしたはいいものの、次のリリースが固定軸廉価機種である「ハイパーループ」や、当時時代遅れになりつつあった「ステルスレイダー」であり、第3弾がヨメガの固定軸機種である「ハイパースター」だった。
このリリース順が、「第2弾になったら急にしょぼくなった」という印象も与えてしまった。
それ以降もダンカン・ヨメガの最新機種がリリースされていればよかったのだろうが、結局「ハイパースター」を最後に新発売機種はなくなり、そのまま自然消滅した。
「ハイパーヨーヨーオフィシャルトリック」は形だけ存在したが、認定レベル制度は実施されていない。
★は、第2期初出の機種。
旧プレイマックスが買収されたため、「ハイパーループ」はダンカンからリリースされている。
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最終更新:2024/12/22(日) 02:00
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