ポケモントレーナーとは、ポケットモンスターに出てくる職業、或いは肩書きである。
ポケモンを育てている人全般を差す言葉で、狭義にはその中でも主にポケモンバトルをする者を言う。そのため、主人公も、ライバルも、アロマなおねえさんもジムリーダーや四天王、チャンピオン、フロンティアブレーンや敵の組織の面々もみんなポケモントレーナーとなる。似たようなものにポケモンコーディネーターやポケモンブリーダーも居るが、ポケモンを育てることと言うのはどのことでも繋がるのでコーディネーターでありポケモントレーナーやブリーダーでありポケモントレーナーという人も居る。
大分すると一般トレーナー、ジムリーダー、四天王、チャンピオン、フロンティアブレーン、悪の組織となる。
視線が合うと戦わなければならない人たち。お金稼ぎ、レベルアップのためなどに戦う。最初はたんぱんこぞうやミニスカートぐらいしか出てこないが、話が進むとエリートトレーナーやベテラントレーナーなどの実力者も出てくる。
「むしとりしょうねん」「からておう」「サイキッカー」など専門タイプがあるトレーナーや、珍しいポケモンを出してくる「ポケモンコレクター」など何かしら傾向があるトレーナーも多い。
ポケットモンスターの世界ではバトル以外にも様々な場所や用途で人とともにポケモンが活躍しており必ずしもバトルを主軸においている人ばかりではないのだが、「つりびと」が釣ったばかりのポケモンで向かってきたり、「さぎょういん」が作業用のポケモンで向かってきたりと戦闘目的でないと思われるポケモンであっても挨拶代わりに戦いを仕掛けてくることもある。
主人公達やライバル、ストーリーに関わる一般トレーナーも存在する。
初代では「たんぱんこぞう」「ミニスカート」などそれぞれの肩書きで呼ばれていたが、
第ニ世代からは「たんぱんこぞうのゴロウ」「ミニスカートのリカ」といったように名前も表示されるようになった。
第三世代以降はいろいろな肩書きを持ったトレーナーがタッグを組んでダブルバトルを挑んでくる場合があり、
「ふたごちゃん」「センパイとコウハイ」「ラブラブカップル」といったタッグチーム専用の肩書きも存在する。
第五世代ではさらに種類が増えたが一般人とポケモントレーナーの見分けが付かなくなると言う事態が発生し、話かけるのすら場合によっては慎重にならないといけなくなった。パン屋とかパン屋とかパン屋とか……。
第六世代ではペアになったトレーナー(ダブルバトル)達がペア名が着くようになった。
主人公やタッグパートナーなど特に肩書きのない人物、は「ポケモントレーナー」という肩書きが付く。
また、同じ肩書きを持っていても、性別や出現場所によってグラフィックが異なることがある。
一般トレーナーの種類
第1世代から | むしとりしょうねん、おとなのおねえさん、ジェントルマン、スキンヘッズ、きとうし でんきやのオヤジ 他 |
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第2世代から | じゅくがえり、まいこはん、おまわりさん、せんせい、ギタリスト、だいすきクラブ ビキニのおねえさん 他 |
第3世代から | おぼっちゃま、いせきマニア、うきわガール、ニンジャごっこ、ポケモンレンジャー パラソルおねえさん 他 |
第4世代から | メイド、アイドル、けんきゅういん、ポケモンごっこ、げいじゅつか ぼくじょうおじさん、さぎょういん 他 |
第5世代から | ベーカリー、パイロット、ドクター、バックパッカー、クラウン、OL、ダンサー 園児 他 |
第6世代から | スカイトレーナー、ローラースケーター 他 |
そして第五世代にはタイガという一般トレーナーではあるがその強さでプレイヤーの印象に残ったトレーナーも居る。
カントー | レッド![]() |
リーフ![]() |
グリーン![]() |
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ジョウト | ゴールド![]() |
クリス![]() |
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ヒビキ![]() |
コトネ![]() |
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ホウエン | ユウキ![]() |
ハルカ![]() |
ミツル![]() |
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シンオウ | コウキ![]() |
ヒカリ![]() |
ジュン![]() |
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イッシュ | トウヤ![]() |
トウコ![]() |
N![]() |
チェレン![]() |
ベル![]() |
イッシュ二年後 | キョウヘイ![]() |
メイ![]() |
ヒュウ![]() |
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カロス | カルム![]() |
セレナ![]() |
サナ![]() |
トロバ | ティエルノ![]() |
アローラ | ヨウ | ミヅキ | ハウ![]() |
グラジオ![]() |
|
ガラル | マサル | ユウリ | ホップ | マリィ | ビート |
カントー | ブルー | ||||
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ジョウト | ミナキ![]() |
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ホウエン | ミツル![]() |
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シンオウ | モミ![]() |
ミル![]() |
ゲン![]() |
マイ![]() |
バク![]() |
それぞれの地方に最低でも八人居る。例外としてホウエン地方のトクサネポケモンジムではジムリーダーは二人(双子でダブルバトル)居たり、イッシュ地方ではサンヨウシティポケモンジムでは相手のタイプにあわせるということで、ジムリーダーが三人いる。
八つあるポケモンジムのリーダー、九割方エキスパートタイプと言う専門タイプを持っている。ジムには仕掛けがあるところもあり、解いたり中にいるトレーナーと戦ったりしてジムリーダーを目指し、戦い、ジムバッジを得ることがポケモン本編の目的の一つとなっている。
初代では名前のみで呼ばれていたが、第2世代からは「ジムリーダー」という肩書きが付いた。
ジムバッジには特殊効果が着いていてストーリーを進めるための秘伝技が使える許可証でもあるのでどうしても戦わなければならない。第五世代では秘伝技はジムバッジなしでも使えるようにはなったが、ストーリーを進める上でジムリーダーに便宜を図って貰ったりしないと先に進めないことばかりなので、ジムの攻略はどのみち必須である。ジムリーダーの一覧表は以下の通り、詳細はリンクを参照に。
バージョンによっては強化後のジムリーダーとも戦える。世代交代していたり、バージョンによってジムリーダーがチャンピオンになったりしているところもある。また、第五世代ではBWだとソウリュウシティジムリーダーは白だとアイリス、黒だとシャガとなっており、二年後のBW2では、ジムリーダーの一部に変更が見られる。ジムリーダーとしての役目を降りた人物に関してはゲーム内で事情が語られている。(戦う順番も一部変更が見られるため、変更があるところ記載)
カントー地方 | タケシ | カスミ | マチス | エリカ | キョウ アンズ |
ナツメ | カツラ | サカキ グリーン |
ジョウト地方 | ハヤト | ツクシ | アカネ | マツバ | シジマ | ミカン | ヤナギ | イブキ |
ホウエン地方 | ツツジ | トウキ | テッセン | アスナ | センリ | ナギ | フウとラン | ミクリ アダン |
シンオウ地方 | ヒョウタ | ナタネ | スモモ | マキシ | メリッサ | トウガン | スズナ | デンジ |
イッシュ地方 | ポッド コーン デント |
アロエ | アーティ | カミツレ | ヤーコン | フウロ | ハチク | シャガ アイリス |
イッシュ二年後 | チェレン | ホミカ | シャガ | シズイ | ||||
カロス地方 | ビオラ | ザクロ | コルニ | フクジ | シトロン | マーシュ | ゴジカ | |
ガラル地方 | ヤロー | ルリナ | カブ | サイトウ オニオン |
ポプラ | マクワ メロン |
ネズ | キバナ |
第七世代に登場。今までとは異なり、キャプテンに与えられた試練をこなし、しまキング・しまクイーンとポケモン勝負をする大試練に挑むというアローラ地方独特の風習にならう形になる。試練は基本的に「ぬしポケモン」を倒し、Zクリスタルを手に入れることでクリアとなるため、キャプテン自らと戦うことはないが、ストーリーをある程度進めた後にキャプテンの自宅などを訪ねるとイベントが発生したり、殿堂入り後バトルツリーに現れる場合もある。
島にいるキャプテンの数はそれぞれ異なるが、しまキング・しまクイーンは必ず一人存在している(ポニ島は一部例外あり)。
試練をクリアするとトレーナーパスにスタンプが追加される。効果は過去のジムバッジ同様他人から貰ったポケモンでもいうことを聞くようになったりショップで買える品数が増えるというもの。
メレメレ島 | ||||
アーカラ島 | スイレン | カキ | マオ | ライチ (しまクイーン) |
ウラウラ島 | マーマネ | アセロラ | ||
ポニ島 | マツリカ | ハプウ (しまクイーン) |
バッジを八個集めてから行けるポケモンリーグに待ち受けている四人。彼等を倒すことでチャンピオンに挑める。第四世代までは四人に連続して勝たなければチャンピオンには辿り着けない。第五世代以降では戦える順番は自由に選べるようになったが、細かいところは変わっていない。アイテムは持ち込み放題なので物量作戦でも倒せるが、勿論、ある程度のポケモンのレベルがあることは必須。専門のタイプを持っている点はジムリーダーと共通する。最近はバージョンによっては強化もされている。
初代では名前のみで呼ばれていたが、第2世代からは「してんのう」という肩書きが付くようになった。
キャラクターはリンク参照。
リーグ本部 (カントー・ジョウト) |
カンナ イツキ |
シバ キョウ |
キクコ シバ |
ワタル カリン |
ホウエン・ポケモンリーグ | カゲツ | フヨウ | プリム | ゲンジ |
シンオウ・ポケモンリーグ | リョウ | キクノ | オーバ | ゴヨウ |
イッシュ・ポケモンリーグ | シキミ | ギーマ | カトレア | レンブ |
カロス・ポケモンリーグ | パキラ | ズミ | ガンピ | ドラセナ |
アローラ・ポケモンリーグ | ハラ(SM) マーレイン(USM) |
ライチ | アセロラ | カヒリ |
四天王を全員倒したら挑める人、リーグチャンピオンとも言う。リーグ最強のチャンピオンを倒せば『殿堂入り』を果たして一応本編クリアと言うことにはなるが(第五・六世代は例外、第七世代は仕様が異なる)、本編を終わらせた後もポケモンはまだまだ続く。続くったら続く。最近は他のトレーナーのように強化されるようにもなってきた。詳しい説明はリンク参照。
手持ちはタイプが統一される場合と完全にバラバラである場合に大きく分かれる。
元々は名前のみで呼ばれていたが、第2世代から「チャンピオン」が肩書きになる。
チャンピオンは一人ではあるが二人明記されているのはバージョンや本編の年代によって違うため。あるいはストーリーの都合。
ポケモンリーグ本部 (カントー・ジョウト) |
グリーン![]() |
ワタル![]() |
ホウエン・ポケモンリーグ | ダイゴ![]() |
ミクリ![]() |
シンオウ・ポケモンリーグ | シロナ![]() |
|
イッシュ・ポケモンリーグ | アデク![]() |
アイリス(BW2) ![]() |
カロス・ポケモンリーグ | カルネ | |
ガラル・ポケモンリーグ | ダンデ |
バトルフロンティアのそれぞれの施設のボス。四天王やジムリーダーよりも強いとされている。とはいえ、バトルフロンティアはほぼポケモンリーグのように戦うわけではないため、はっきりと強いとも言いづらい。
肩書きはそれぞれの施設ごとに異なっている。説明はリンク参照
サブウェイマスターとはイッシュ地方・ライモンシティのバトルサブウェイという電車(地下鉄)に乗ってポケモンバトルで勝ち進んでいくと出会えるポケモントレーナーのことである。まとめてここに記述。
バトルシャトレーヌはカロス地方、バトルハウスのトレーナー。ORASにも出ている。
ホウエン(カントー)・バトルフロンティア | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
リラ![]() |
ヒース![]() |
ダツラ![]() |
アザミ![]() |
コゴミ![]() |
ウコン![]() |
ジンダイ![]() |
||||
シンオウ(ジョウト)・バトルフロンティア | ||||||||||
クロツグ![]() |
ネジキ![]() |
ダリア![]() |
カトレア&コクラン![]() |
ケイト![]() |
||||||
サブウェイマスター | ||||||||||
ノボリ![]() |
クダリ![]() |
|||||||||
バトルシャトレーヌ | ||||||||||
ルミタン | ラジュルネ | ルスワール | ラニュイ |
ポケモンを悪事に利用する組織。(結果的にではあるが)主人公によって解散させられるのがお決まりとなっている。
初代ではボス以外の全員が「ロケットだんいん」という同じ括りにされていたが、第2世代以降は「かんぶ」と「したっぱ」の2つに大きく分けられるようになり、また新たに女性のグラフィックが登場した。
ちなみにこの「かんぶ」と「したっぱ」は一般トレーナーにおける「名前」と同じ位置付けにあった。
第3世代以降は幹部に固有の名前が付けられるようになり、またボスにも肩書きが与えられた。
各組織のボスは以下の通り。
ロケット団 (カントー・ジョウト) |
マグマ団 (ホウエン) |
アクア団 (ホウエン) |
ギンガ団 (シンオウ) |
プラズマ団 (イッシュ) |
---|---|---|---|---|
サカキ![]() |
マツブサ![]() |
アオギリ![]() |
アカギ![]() |
N![]() (ゲーチス) ![]() (アクロマ) ![]() |
フレア団 カロス) |
スカル団 (アローラ) |
|||
フラダリ | グズマ |
以上を踏まえた上で、「大乱闘スマッシュブラザーズ」シリーズに登場するポケモントレーナーについても記述する。
「X」と「SP」にてプレイヤーキャラとして登場。自身はステージには立たず、ステージの向こうからゼニガメ、フシギソウ、リザードンの3匹を交代で繰り出し他のファイター達と渡り合う。
デザインは「ポケットモンスター ファイアレッド・リーフグリーン」の主人公(レッド(ポケモン))のもの(「SP」では女主人公(リーフ(ポケモン))も)であるが、プレイヤーキャラとしての名前は「ポケモントレーナー」となっている。これにより、スマブラで操作できるポケモントレーナーは原作に登場する特定の誰かではないということ、ひいては同じデザインのトレーナーが世界中にいる(もちろん原作に同じデザインの人物が登場するという意味ではなく、同じゲームで遊んでいる人が大勢いるという意味)ことを強調するのに成功している。
ときおりアニメ版ポケットモンスターと混同して「サトシ」などと呼ばれることもあるが、こちらのポケモントレーナーはあくまでゲームのイメージをスマブラ化したものであり適当ではない。そもそもデザインからして服装も顔立ちも異なる上に声優は半場友恵という方が担当しているのでサトシとは別人である。
サトシもみんなポケモントレーナーではあるが最近では特徴のあるポケモントレーナーがよく出るようになった。ネタになりやすいのはダイヤモンド・パールに出てきたシンジやタクトでだろうか。どんな人物か知りたい時はリンク参照。
サトシ シゲル タケシ カスミ ケンジ ハルカ ヒカリ シンジ
タクト アイリス デント シューティー カベルネ ケニヤン ラングレー バージル コテツ など
ジムリーダーや四天王、チャンピオンもアニメに出てくるが全員が出ているわけではなく、(ホウエン四天王とか)、キャラの性格も一部変わっている。
二つ名を持っていたり、能力を持っていたりする者もいる。ポケスペはそれとポケモンVSトレーナーとかトレーナーVSトレーナー(物理的な意味で)が起きたりもするため、身体を張る機会が多い。
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掲示板
212 ななしのよっしん
2024/10/23(水) 01:28:17 ID: 64aEkPRbZe
アニポケではトレーナーになる為には12歳以上じゃないとダメって設定があるけど(アニメ以外では特に無いらしいが)、どう見てもガキや幼女でもトレーナーになれたり、果てはジムリーダーやら四天王(流石にチャンピオンとか悪の組織の親玉とかは無いけど)にまで成り上がっている者が居るってのが何か違和感覚えるんだよね
そもそも、そんな子供がトレーナーとしてポケモン持っても良いのか、そもそも何でジムリーターや四天王になれるのかの方が全く謎なのがね
213 ななしのよっしん
2024/10/23(水) 09:52:11 ID: xkPclTKJLl
そんなこと言ったら大人なら持ってても構わないと呼べるような生き物でもないからキリが無いぞ
214 ななしのよっしん
2025/02/10(月) 21:58:53 ID: uMse7cX1Xp
ポケモンの元ネタの1つであるMOTHERでは、年齢は低いが超能力はとても強い少年少女が大人たちを超能力でバッタバッタと倒す話を描いていた
初代である赤緑の時点でその価値観は継承されていて、ポケモンリーグチャンピオンであるグリーンもそれを倒すレッドも当時11歳という設定
ポケモンシリーズはそういう流れで制作されており「実力とそれに見合った人格さえあれば年齢は関係ない」という価値観が原則として一貫している
提供: サンチョ
提供: yui@柱島
提供: まるこお(D)
提供: カニだったもの
提供: ゲスト ♫
急上昇ワード改
最終更新:2025/03/15(土) 07:00
最終更新:2025/03/15(土) 07:00
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