ミカ・ジャウカーンとは、テレビアニメ・戦姫絶唱シンフォギアGXに登場するオートスコアラーの一体である。
キャロルの身辺警護をはじめ、
様々な用途に充てられる自動人形オートスコアラーの一機。形式番号XMH_004。
高圧縮カーボンロッドを駆使する戦闘機能特化型。
最強を誇り、子供のように無邪気に残虐。
――「戦姫絶唱シンフォギアGX」公式サイトより
四大元素のうちの火を司っていると思われる。また、ジャウカーンはアラブのトランプにおけるポロ競技用のスティックのことである。
かなり燃費が悪く、起動後も空腹のために満足に動けないでいた。
なお、オートスコアラーのAIはキャロルの精神構造の一部をベースに組まれたものである。つまりキャロルの中にもこの性格に該当する精神構造が存在する。
ガリィから想い出の供給を受け充分なエネルギーを得たミカは、響の歌を毟り取るべくガリィと共に行動を開始する。アルカ・ノイズを駆使して下校中の響と未来を廃墟へと追い詰め「歌わなければ何もかもを解剖する」と脅しをかけるミカであったが、それでも響は誰かを傷付けることへの恐怖から歌うことができない。痺れを切らし未来にアルカ・ノイズをけしかけるミカ、窮地に立たされた未来は決死の覚悟で響を説得し、土壇場でギアを纏うことに成功する響であったが――
響の渾身の一撃により吹き飛ばされたのは、ガリィが幻術を用いて作り上げた幻であった。致命的な隙を生んでしまった響はミカのカーボンロッドによる攻撃をまともに喰らい、ついにギアを破壊されてしまう。
こうして、翼・クリスに続き響までもがオートスコアラーに敗北することとなった。
響のギア破壊後、ミカは単独でS.O.N.G.への電力供給を行っている発電施設を襲撃。そこへ駆け付けた調と切歌が応戦するが、ミカはふたりのユニゾンによる出力の上昇を前にしてもなお「遊び」で片付ける余裕を見せ、自らの手で切歌のギアを、そしてアルカ・ノイズの解剖機関で調のギアをそれぞれ打ち砕いた。
ガリィがマリアに倒されたことで想い出を得る手段を失ったミカは、遠からず停止する運命となった。残された時間への焦りと苛立ちからか、ミカは制止するファラを「好きにさせてほしいゾ」と振り切り独断で調と切歌に襲いかかる。
調と切歌がイグナイトモジュールを抜剣すると、ミカもまた自らに備わる決戦機能「バーニングハート・メカニクス」を発動。想い出の焼却効率を限界まで引き上げるこの機能にて、魔剣の力を得た調と切歌すらも圧倒するミカであったが、最後はユニゾンによって出力を増したふたりの合体技「禁殺邪輪・Zぁ破刃エクLィプssSS」を受け敗れた。
なお、バーニングハート・メカニクスはエネルギー出力を最大限まで高める反面約4分後には自らも燃え尽きてしまうというまさに諸刃の剣であり、調と切歌との戦いにおいてミカが躊躇うことなく使用したのは前述の通り想い出の採取手段が既になくなっていたためだと推察される。それが論理的な判断によるものだったのか感情的な選択だったのかは知る由もないが、オートスコアラーの務めを果たし自らの全てを燃やし尽くしたミカの表情は最期まで満足げであった。
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最終更新:2024/05/13(月) 09:00
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