『メタルギアソリッド3 スネークイーター』(METAL GEAR SOLID 3: SNAKE EATER)とは、コナミから発売されたPlayStation 2対応のゲームソフトである。略称はMGS3。
後に発売された『メタルギアソリッド3 サブシスタンス』(METAL GEAR SOLID 3:SUBSISTENCE)には、MSX時代の『メタルギア』『メタルギア2 ソリッドスネーク』、スタッフが密かに作り本編の感動をぶち壊したシークレットシアター、約1年間運営された『メタルギアオンライン』、3にも存在した3のシステムでサルゲッチュをする『猿蛇合戦』に新マップを追加した『猿蛇合戦 完全版』が追加されている(これに登場するスネークはソリッド)。
2011年11月に『メタルギアソリッド HDエディション』と銘打って、PS3・XBOX360用にサブシスタンスのHDリマスター版(MGS2と同時収録)が発売。2012年6月にはPS Vita版も発売。
2012年3月に、ニンテンドー3DS用のリメイク作品『メタルギアソリッド スネークイーター 3D』(略称:MGS3D)が発売している。→METAL GEAR SOLID 3D
2011年12月より、 ニンテンドーe-shopで体験版が配信中である。
2023年5月に、リメイク作品『メタルギアソリッド デルタ: スネークイーター』(METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER)が発表された。PS5、XSX|S、Steamにて2024年発売予定。
メタルギアソリッドシリーズ3作目だが、時系列ではシリーズで一番古い時代に位置する。
ゲーム性、自由度、ストーリー、ネタなどからシリーズでも最高傑作と評価する人は多く、公式でも、パッケージに掲載されたキャッチコピーは『シリーズ最高傑作』であった。
今作からCQCが登場する。また、サバイバルビュアーという新システムが導入され、今までレーションで対応できていた回復を応急処置やキャプチャーした食糧で行うようになった。
舞台はソビエト連邦であり、冷戦時代の話なので電子機器がほとんど登場しない。
今作の登場人物の多くは続編にあたる「メタルギアソリッド ポータブル OPS」でプレイヤーキャラクターとして使うことができる。
当初の今作品のCEROレーティングはCERO 18(GTAの18歳以上対象とは異なり18歳以上推奨表記である)であり、シリーズで初めての18歳以上対象扱いとなったが、後にCEROレーティング改定によりCERO D(17歳以上推奨)に改められた。
某所でとある行動を取った際にプレイできるミニゲーム。作ったのはムラシュウこと村田周陽。
MGS4の試作品とも言われていたが、実は別の開発チームが制作していたゴア要素が満載のお蔵入りとなった作品の流用である事を後に明かしている。グロテスクな表現が強い為か、ガイ・サベージはモノクロ表示となっている。
ひたすら悪魔のような姿の敵を倒し続ける謎のゲーム。一定の敵を倒すか一定の時間が経過するかスネークが死亡するとこのモードは終了し、また通常のゲームに戻る。このゲームでいくら敵を倒し続けようが本編に反映される特典(アイテムといったもの)は一切ない。
そのプレイ内容やボタン操作からデビルメイクライの様だと言われることも。
2011年11月23日に発売されたPS3版・XBOX360版、2012年6月28日に発売されたPS Vita版。720p・60fpsでの快適なプレイが可能(PS Vita版はqHD)。
こちらは3DS版とは異なり、追加要素はない。むしろ、廉価版や20周年記念版のサブシスタンスを元にしているため、同時収録のMGS2に比べて削除された要素が多い。
ただし、処理落ちや不具合は改善されており、PS2版に比べて画質は向上している。元々PS3で出す予定だっただけあり、他作品と比較しても遜色ないレベルとなっている。
PS Vita版はタッチスクリーンでの操作に対応し、クラウド経由のトランスファリングによりPS3版とセーブデータの共有やトロフィーの連動が可能になる。ただし、トランスファリング機能が追加される以前に作成したセーブデータではトロフィーの連動が行えないので注意。ボタンの少なさはタッチスクリーンや背面タッチパネルで補っており、主観視点での左右ステップや背伸びも可能。据え置き版をプレイしていると操作方法の変更に少々戸惑うが、慣れればそれなりに快適にプレイができる。
ニンテンドー3DS向けに発売されたリメイク作品。2012年3月8日発売。
2011年12月27日より、バーチャスミッションのプレイパートを体験できる体験版が配信中。30回の起動制限がついている。
基本的な要素は原作と同じだが、いくつか変更点がある。
PS2とニンテンドー3DSで操作ボタンの数に違いがあるという点に関しては、MGSPWなどのPSP向け作品で培った、携帯機でメタルギアをプレイするためのノウハウを活用しており、MGSPWのシステムを進化させた操作を搭載している。
そのためか、原作にはない、しゃがみ移動・肩越し視点・照準表示・アクションアイコンの表示などの新たなシステムが追加されている(いずれもMGSPWで搭載されていた)。
逆に、原作ではあった左右ステップや背伸びなどのアクションがなくなったり、MGSPWにはなかったホフク前進なども可能になっている。
装備品などの操作はタッチパネルに集約され、サバイバルビュアーを開かずに装備の変更、マップの確認などができる(特にMGS2まであったソリトンレーダーのように敵兵の動きは表示されないが周辺マップのリアルタイム表示が復活した)。また、ジャイロセンサーを活用して、つり橋の上をバランスをとりつつ歩くなどの操作も搭載される。
カメラで撮影した画像からカムフラージュを作り出して使用することも可能(これは、携帯向けアプリであったMGSMでひそかに使われていたシステム。使った画像や写真によってカムフラージュ性能が変わり、中には意外に高い能力のものも…)。なお、SDカード内部の画像フォルダに画像があればカメラで撮影したもの以外の画像からでも作成できる為、ネタに走ったカムフラージュを作る事も可能。
グラフィックは3Dに対応しているものの、さすがに原作と比べるとダウングレードされている(だが、3D表示だと原作と比べて鮮明である)。
しかし、原作の醍醐味である無線・ムービーは、フルボイスで全て収録されている。操作方法の変更などにより新録された音声もある。3DSのROM容量に収める為、猿蛇合戦や通信要素はほぼすべてオミットされており、セーブデータ数も1つのみ(そのため、周回時に難易度が選択可能になっている)。その他、新規プレイ時の質問の選択肢が追加されている。また、エンディングのみプリレンダムービーとなっている。 理由は不明であるがにHDエディション版では削除された猿蛇合戦(サルゲッチュ)コラボアイテムのうちバナナ迷彩だけは何故か3Dでも入手できる迷彩として含まれている。あくまで推測であるが、任天堂のヨッシーがコラボして登場している為こちらは同じく任天堂のドンキーコング(バナナが好物かつ舞台が主にジャングル)との意味合いで再利用された可能性がある。プレイ結果で得られる称号はタイトルメニューからいつでも見られる機能が追加され、称号獲得の条件となるヒントもある。
小島監督によると、「MGSPWやMGS4などが発売して、ビッグボスの物語に興味を持っている人は多い。単体でプレイしても楽しめる作品であることからも、今作をリメイクすることにした」という。
容量がかなり大きく、ニンテンドー3DSとしては初の4GBカードを使用する。
儀式の人の記事も参照。
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掲示板
638 ななしのよっしん
2025/03/08(土) 23:24:09 ID: 8lhG6DjsAG
ガイサベージの有無って言及されてたっけ?
期待しない方がいいのかなー
639 ななしのよっしん
2025/03/23(日) 23:11:18 ID: Flh/AIdZwt
当時と今じゃ監督の方向性良くも悪くも違うから追加要素が良要素になるとは限らんし関わってたとしてもグラ以外はそのままでええよ…
640 ななしのよっしん
2025/03/23(日) 23:20:30 ID: rVvzNcy2nE
ツインスネークスみたいにボイスは英語のみってのは勘弁してほしいな
個人的にMGSは「洋画の地上波吹き替え版」ってイメージだから
3自体が完成度の高いゲームだから余計なことせずに「グラがきれいになった」だけでいい
提供: すずくろ
提供: 足屋コーヒー
提供: uni
提供: fake idols
提供: 羊羹
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最終更新:2025/04/15(火) 10:00
最終更新:2025/04/15(火) 10:00
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