1961年に公開されたモスラ映画第一作。また、怪獣映画としては初めてのワイドスクリーン作品でもある。
本作で初めて登場したモスラはその後1964年の「モスラ対ゴジラ」などのゴジラ映画にも登場し、人気を博す事となる。
登場する怪獣はモスラのみ。登場怪獣がモスラのみの映画はそれ以後の作品ではなく、本作が唯一となっている。
また、本作で登場した小美人は原作版では「4人」存在していたが映画では2人となっており、これが後のモスラ映画にも引き継がれている。
なお、東京タワーが本作にて初めて破壊されている。本来は破壊される(繭を作る)のは国会議事堂の予定であったが、当時の社会情勢を考慮して東京タワーに変更された経緯がある。国会議事堂案は1992年の「ゴジラVSモスラ」にて実現した。
ちなみに、国会議事堂案は没となったが、アメリカ(とロシア)を意識した設定は採用。最終的にモスラは日本を飛び出して外国(ロリシカ国)を破壊した。
本作の設定は続編である「モスラ対ゴジラ」の他に2000年代の機龍シリーズにも色濃く引き継がれている。「ゴジラ×メカゴジラ」では原子熱線砲がメーサー兵器の原型となっている事が語られている。「×メカゴジラ」の続編である「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS」では中條信一が再登場している他、本作に登場した小美人の映像も使用されている。
また、小美人を商業目的に利用しようとするプロットは「ゴジラVSモスラ」にも引き継がれた。
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最終更新:2024/12/22(日) 01:00
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