ヤーコプ・ハウプトマン(Jacob Hauptmann)とは、OVA「銀河英雄伝説」の登場人物である。
銀河帝国軍人で、黒髪に割れた顎を持つ精悍な顔つきが特徴。アントン・フェルナーの部下として実働にあたり、リップシュタット戦役の終結に際し大きな役割を果たした。
初登場は第18話「リップシュタットの密約」、階級は少佐。敵対者であるラインハルト・フォン・ローエングラムの暗殺を主君オットー・フォン・ブラウンシュヴァイク公爵に却下されたフェルナー大佐が、独断でラインハルトの居住するシュワルツェンの館を襲撃した際その補佐役を務めた。兵士が待ち構えていたことから襲撃の失敗を悟ったフェルナーは逃れたものの、ハウプトマンがどうなったかは不明となる。
ところが、フェルナーがラインハルトの麾下に転身したことでハウプトマンもローエングラム陣営に身を移したらしく、第23話では貴族連合の牙城となったガイエスブルク要塞に姿を現した。この時、彼はヴェスターラントへの核攻撃を止めるよう進言し聞き入れられなかったアンスバッハ准将の「ゴールデンバウム王朝もこれで終わった」という呟きを聞きつけてブラウンシュヴァイク公に讒し、公の腹心であるアンスバッハを舌禍により拘禁させることに成功する。
さらに彼は貴族に扮し(リップシュタット連合参加貴族は3760名。うち3000名以上はガイエスブルクに辿り着いているので、貴族として潜り込むのは十分可能と考えられる)、酒に溺れ現実から逃避する者たちよりはまだ現実主義的な貴族に「ブラウンシュヴァイク公のみしるしを手土産に降伏を……」と使嗾するなど、貴族連合内に不和分裂の種をまくことに努めた。
そして、都合のいい空想に溺れ「金髪の孺子の首さえ取れば」と突撃した貴族連合軍最後の出撃が完敗に終わり、討伐軍がガイエスブルク要塞に迫ると、自ら集めたらしき手勢を率いて主砲制御室を攻撃。兵士の貴族への反感を煽って味方につけ、要塞主砲ガイエスハーケンを無力化、討伐軍によるガイエスブルク占領を援護している。
その後しばらくの間ハウプトマンの出番はなかったが、王朝がローエングラム朝に替わり、帝都もオーディンからフェザーンへと移ったのちの第105話「昏迷の惑星」において、大佐に昇進して再登場する。
このとき彼の上官であるフェルナー少将は軍務尚書パウル・フォン・オーベルシュタイン元帥とともにハイネセンへと出張していたが、いわゆる「オーベルシュタインの草刈り」の結果ラグプール刑務所での大規模な暴動事件(“血と炎の四月一六日”事件)が発生。騒乱を鎮めるべく暴動さなかのラグプール刑務所へと赴いていた。ハウプトマンはその補佐を務め、フェルナー負傷の場にも立ち会っている。
掲示板
2 ななしのよっしん
2015/06/13(土) 21:51:13 ID: yiP4T4hBAS
最後まで読んだところかなり重要なキャラだということは分かったがなぜか全然思い出せない 書いてあるシチュエーションはだいたい思い出せるのに
OVAオリジナルキャラクターということでその辺は不利なのかな
3 ななしのよっしん
2018/06/17(日) 13:56:36 ID: hyeAF53rvf
ハウプトマンってもしかして、ガイエスブルグに潜入したんじゃなくて、ブラウンシュヴァイク公らのオーディン脱出にかろうじて同行できたんじゃないかな。
で、ガイエスブルグに入城してから、ラインハルト側に寝返ったフェルナーから誘われて内通者になったとか。
4 ななしのよっしん
2020/11/07(土) 23:37:46 ID: JSrzGahROM
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最終更新:2025/12/18(木) 12:00
最終更新:2025/12/18(木) 11:00
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