リョーツGPXとは、こちら葛飾区亀有公園前派出所に登場した架空の抗体である。
両津勘吉の体内から発見された新種の抗体。存在が発覚したのは単行本70巻の「秘薬リョーツGPXの巻」(アニメでは1999年3月7日放送の第118話、同名のタイトル)。
見た目は漫画のバイ菌みたいな形をしている。働きは普通の抗体と同じくウイルスや病原菌の駆逐だが、リョーツGPXは遥かに強力で普通の抗体とは比較にならない程の恒常性維持機能を持っている(劇中ではウイルスを一瞬で消し去っていた)。発見したパラダイス病院の医師は「最初は普通の抗体だったが、劣悪な環境でそれに対抗しようと強力な抗体が生み出され、その繰り返しにより誕生した」と推測していた。現に両津は子供の頃から予防接種が嫌いで、今まで一度も受けたことが無かったが30数年間病気にかかったことが無いのも、この抗体のおかげである。更に両津は子供の頃に泥や葉っぱを平気で食べ、勇気試しに犬の糞を食べた事がある、徒歩で東京から大阪まで歩いたり、毎日30km走ってたなどこの抗体が生まれたのも納得の生活を送っていた。
マスコミはリョーツGPXの発見をビッグニュースとして報道。両津はホテルで豪華な生活を満喫したり、昇進を狙ったりと完全に浮かれていたのだが……
強力過ぎて一般人には使用できない事が判明。両津のように非常に頑強な肉体でなければ存在できないのだ。医師曰く「一般人にリョーツGPXを投与するのは、子供にウォッカを一気飲みさせるようなもの」。
結果、万能ワクチンの夢は崩れ去り、マスコミから一斉に批判される事になった。両津は昇進がおジャンになったり、派出所の机がミカン箱になったり床がゴザになったりと掌返しを喰らうハメになった。
単行本80巻の「野生へ帰れ!の巻」ではマリアによって両津の生活習慣が改善した結果、リョーツGPXが弱体化してしまい、両津が体調不良になってしまった。
単行本164巻の「スピンオフの巻」では、両津が48度の高熱を出している。リョーツGPXが何らかの理由で弱体化したのか、それともリョーツGPXに耐性のある菌が生まれたのか……
2001年10月7日に放送されたアニメスペシャル「湯けむりポロリ 2001年京都の旅」でも登場。時代は24世紀、地球侵略を目論むドゥビダバ星人が細菌兵器としてシャバドゥビイレブンPMを使用してした。未来人は21世紀の両津勘吉のリョーツGPXで対抗しようとしていた。24世紀の科学力なら一般人に投与出来る程に制御できる模様。両津金次郎の子孫、両津実直がリョーツGPXを求めて21世紀を訪れる事になった。しかし、同時にドゥビダバ星人はリョーツGPXを持つ両津勘吉を抹殺しようと殺人ロボ、ターミネーチャンを21世紀に送り込んだ。
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最終更新:2025/01/03(金) 11:00
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