ワイルド・スピード シリーズとは、ユニバーサル・ピクチャーズが配給するアクション映画シリーズである。
違法なストリートレースをテーマにカーアクション映画として第一作『ワイルド・スピード』、第二作『ワイルド・スピード X2』、第三作『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』が制作された。
その後は2009年には第四作『ワイルド・スピード MAX』から強盗などのテーマに移行。それから『ワイルド・スピード MEGA MAX』、『ワイルド・スピード EURO MISSION』が公開。これらの作品は第三作の前日譚として位置つけられる。
主要作品は『ファスト・サーガ』(The Fast Saga) と総称されている。
本シリーズは商業的にも成功。ユニバーサル・ピクチャーズにとっては最大のフランチャイズになっている。
なお、この本シリーズ 各作品に与えられている「ワイルド・スピード」やサブタイトルは原題の直訳ではない。
時系列順は次の通り。
ワイルド・スピード → X2 → MAX → MEGA MAX → EURO MISSION → X3 TOKYO DRIFT → EURO MISSION → ICE BREAK → スーパーコンボ → JET BREAK
「走っている時間だけ、オレは自由だ。」
主演にはヴィン・ディーゼル、ポール・ウォーカーを迎え、ミシェル・ロドリゲス、ジョーダナ・ブリュースターらが出演。
作品の舞台はアメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルスだが、日本車も登場。NOSを使用した際の加速描写など必見。
「口説きの運転はオレが教えた。」
第一作目でドミニクの逃走幇助で一転して警察に追われる身となったブライアンのその後を描くシリーズ2作目。
タイリーズ・ギブソン演じるブライアンの旧友 ローマン・ピアース や、有名なラッパー クリス・リュグダリス・ブリッジス演じる テズ・パーカー はこのシリーズで初登場。2人は後の MEGA MAX で再登場し、ファミリーの一員としてともに戦う。
「人生は単純だ。行き先を決めたら振り返らなきゃいい。」
本作では新たにルーカス・ブラック演じるショーン・ボズウェルが初登場 (彼は後のシリーズ SKY MISSION・ジェットブレイクでも登場)
またシリーズではメインキャラクターであるサン・カン演じるハン・ソウルオーも初登場する。
東京という異国の地でのレースと人間関係が描かれる。日本が舞台ということで日本人の著名人が特別出演している。若い頃の北川景子や、妻夫木聡は必見。
X3 は時系列的には EURO MISSION の後になる。
これは主役であるヴィン・ディーゼルやポール・ウォーカーを起用できなかったためである。(なので、 X3 では2人を含め、メインキャラクターは基本的に登場しない。ドミニクは最後にちょろっと出演している。)
時系列順で見る場合は X3 を見る前に MAX 、 MEGA MAX 、 EURO MISSION を見ると混乱せずに楽しめるだろう。
「本当の飛ばし屋は、自分の積み荷を知って走る。」
カーチェイスアクション要素を増加、いかにもハリウッド映画的なローラーコースタームービーへと路線転換を図ったシリーズ第4作目。
製作担当にドミニク役のヴィン・ディーゼルを加え、X3以前の時系列が本作より描かれていく。日本語吹き替えキャストも本作から一新されている。
時系列順では X2 の後になる。そのため、 X3 で死亡したハンの生前も描かれている。
MAX からは新たにガル・ガドット演じるジゼル・ヤシャールも初登場。
シリーズ10周年記念作。後のメインキャラクターになるドゥエイン・ジョンソン演じるルーク・ホブスは本作が初登場となる。
「仲間に背は向けない、たとえ向けられても。」
初の欧州進出、活動は全世界規模となり、敵側の行動規模も世界を脅かすレベルへ。
MEGA MAX 以降のファミリーのその後や掘り下げが本作では描かれる。
同時に新たな登場人物としてオーウェン、デッカードといったショウ家が襲来。後に続くワイスピストーリーも新展開を迎える。
先述の通り、 この後のエピソードが 『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』 になる。
別視点から作中のシーンが描かれているので必見。
ワイルド・スピード第七作目。2015年制作・公開。ポール・ウォーカーの遺作。
EURO MISSION からはさらにロケ範囲が拡大、最新の映像技術を使ったビッグスケール (すぎる) カーアクションが展開される。
時系列では X3 TOKYO DRIFT と重なっている。そのため、ハンの事故死に関する真相、 D.K (ドリフトキング) になったショーンとドムの邂逅も描かれている。
前作のラストで姿を見せたジェイソン・ステイサム演じるデッカード・ショウがシリーズ初登場。他にも後のシリーズで登場するナタリー・エマニュエル演じるラムジーや、ミスター・ノーバディが登場。
ブライアン関連の未収録シーンはポールの弟であるレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカー、2人の弟による代役とCG合成を使って撮影されている。
撮影途中で亡くなったポールに向けたエンディング映像『For Paul』が収録されている。
「ブライアン。細工を試すぜ。」
長年ワイスピを支えたブライアンが表舞台から離れ、ドミニクを中心にしたファミリーが新たな展開を迎えるシリーズ8作目。本作を起点に3部作形式でシリーズ完結に向けて動く。
世界を大きく動かす強大な勢力とファミリーの戦い、後に続くドムとサイファーとの因果関係が描かれる。デッカードをはじめとするショウ家からは母親のマグダーレンが初登場。
ワイスピ正規シリーズではICE BREAKから5年後、息子のブライアンを授かり父親となったドミニクの新たな戦いを描く9作目。
本作ではサン・カン演じるハンが復活。生きてたんですか!?兄貴!?
SKY MISSION , ICE BREAK ではアフロだったラムジーはコーンロウにヘアスタイルをチェンジ。また無免許でマニュアル車を乗り回している。可愛いので許す
強力マグネットで車体を戦闘機にくっつけたり車でターザンしたりカーアクションがトンデモナイ進化を遂げている。
「ファミリーのみんな、力を貸してくれ。」
ワイルド・スピード初となるスピンオフ作品。時系列順では ICE BREAK の後。2019年制作・公開。
シリーズを通して不仲のホブスとショウの2人が世界を救う。それぞれの家族模様も描かれている。
選民思想を持つ組織 ”エティオン” からウィルスを守るため、自らウィルスを接種したショウの妹ヴァネッサ・カービー演じる ハッティ・ショウ が初登場。スキンヘッドコンビと美人な彼女が世界を救うために奮闘する。
SKY MISSION のサウンドトラック収録曲。『See You Again』
ポールのためにアメリカ出身のラッパー、Wiz KhalifaとCharlie Puthが制作した。
ICE BREAK のエンディングテーマ。『Good Life』
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最終更新:2025/01/22(水) 01:00
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