ヴィジャヤナガル王国とは、13世紀から17世紀にかけて南インドを支配した王国である。四つの王朝があるが、すべてヴィジャヤナガルに首都を置いたため、纏めてこう呼ばれる。
デリー・スルタン朝の一つ、トゥグルグ朝から南インドで独立したのが始まり。
同様にトゥグルグ朝からデカン高原で独立したバフマニー朝と、トゥンガバドラー川とクリシュナ川流域であるライチュール地方を巡って長く激突を続ける。
トゥルヴァ朝のときに、バフマニー朝が分裂してできた五つの王国に対して、攻撃をして最大領土となるも、五王国が連合してヴィジャヤナガル王国を攻撃すると、首都を破壊され、以後、衰退に入る。
アーラヴィードゥ朝の時代には、各地の領主(ナーヤカ)の自立が目立つようになった。さらに、王位をめぐる内乱で王国は衰退し、ビジャープル王国がタンジャーブールを包囲、陥落させ、事実上王国は滅亡した。
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最終更新:2024/11/08(金) 20:00
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