標高758mの活火山で、1986年に大噴火を起こし、火口から吹き上げる溶岩の映像が
テレビで流れて大ニュースになった。
全島の住民約1万人が避難したが、ひとりの死者を出すこともなかったのは奇跡的である。
三原山のある伊豆大島は東京の約120km南にある伊豆諸島最大の島で、
4~5万年前に始まった海底噴火により海上に露出した伊豆大島火山の一部である。
島内のカルデラは約1,500~1,700年前の数回の噴火によって形成され、
1777年~1792年の「安永の大噴火」によりできた中央火口丘が三原山である。
さらに1950年から1951年にかけて三原山で起きた噴火により三原新山が誕生した。
この三原新山が三原山の最高峰である。
山頂付近までバスで行くことが可能で、火口を周る遊歩道も整備されているので、
あちこちで噴火の名残や溶岩を見ることができる。
一番の見どころは直径約300~350m、深さ約200mの巨大な噴火口であろう。
現在の伊豆大島の人口は約8,000人、面積は約91平方キロメートル。
2010年に日本ジオパークに認定されている。
住所は東京都大島町で、品川ナンバーの車が走っている。
東京からはフェリーや高速ジェット船、また飛行機で訪れることができる。
離島や火山に興味のある人には面白そうなところなので、
三原山を見物して名産品の椿油や、くさやの干物をお土産に買って帰るのもいいだろう。
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/12/08(日) 21:00
最終更新:2024/12/08(日) 21:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。