三角表示板とは、車両故障のときに置く赤い三角形の板である。三角停止板、停止表示器材などとも。
プラスチックの赤く薄い板状の三辺の反射材と、それを支える棒からなる。
高速道路での停車の際はこれを車両の50m以上の後方に置く必要がある。もし置かなかった場合、交通違反点数1点、反則金6千円が課される。三角表示板を置くことで、後方の車両からの視認性が上がり、追突事故の発生を回避することができる。一般道の場合は設置義務はないが、バイパスの場合は車のスピードが速く事故のリスクが高いということもあるので、状況によっては設置した方がよい。
三角表示板は自動車の新車を購入するときにオプションで追加が可能である。持たずに運転すること自体は規則には違反せず、反則金等もないが、万が一の場合もあるので購入した方がよい。中古車等の場合は最初から入っていないこともあるが、主にカーショップやホームセンター、インターネットでも販売されているのでそちらを利用するとよい。
一般的にはトランクのカーペット下にあるケースに折りたたまれて収納されている。設置するときにはハザードランプを点灯の上、路肩などの安全な場所に車を停める。そして周囲の安全を確認しつつ車外に出て、板を三角形状に組み立てて、付属する棒を支えにして立たせる。
一方、煽り運転が行われて強制的に停車させられた場合は、暴力を受ける可能性もあるので「車外に出ないこと」を求められる場合が多いが、それだと三角表示板が設置できないという問題もある。もちろん三角表示板以外にもハザードランプで停車している車の存在をアピールすることも可能なので、三角表示板がやむを得ず設置できない場合は、なるべく安全な場所に移動させたうえでハザードランプを点灯させて対応するのがよいと思われる。
また、三角表示板を模した△マークは広く「故障車」のアイコンの一部として使われており、電光掲示板やカーナビでもよく見受けられる。
周辺に危険を知らせる方法としてはほかに発炎筒がある。こちらも高速道路での停車の際に使えるが、踏切内での車両故障でも使用ができる。一方で、トンネル内や燃料漏れといった状況での使用はできない。しかし現在では、電灯やLEDで危険を知らせる非常信号灯の普及も進んでおり、こちらであればトンネル内での事故や燃料漏れによる故障停車でも使うことが出来るので当該有事の際はこちらをオススメする。
掲示板
2 ななしのよっしん
2019/08/24(土) 11:19:11 ID: PfPRRdkKj0
フランクフルト総合新聞でのドイツ語記事はこれかな。ドイツ語では三角表示板をWarndreieckと呼ぶというトリビアを知ってしまった。
>https://
3 ななしのよっしん
2019/08/24(土) 22:01:02 ID: /JQtNlQW9Z
記事に「停止表示機材」とありますが、「停止表示器材」では?
「"停止表示機材"」で検索すると約 2,870 件ヒット
「"停止表示器材"」で検索すると約 136,000 件ヒット
「道路運送車両法の保安基準では警告反射板または停止表示器材と称される。」(Wikipedia「三角表示板」より)
4 ななしのよっしん
2019/08/24(土) 22:23:17 ID: nHT4CpH3hR
>>3
ご指摘ありがとうございます。修正します。
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最終更新:2025/12/13(土) 23:00
最終更新:2025/12/13(土) 22:00
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