中田島砂丘 | |
長野県の諏訪湖から流れる天竜川によって上流から運ばれてくる砂が形成した南北約0.6km、東西約4kmに広がる砂丘である。砂丘内の一部に「堆砂垣」と呼ばれる木柵のようなものが設置されているのが特徴で、アカウミガメの産卵地として有名(詳細は後述)。
遠州灘から吹く強風によって砂上にできる「風紋」と呼ばれる美しい模様や、砂丘を越えた先に広がる太平洋の水平線に沈む夕陽が大きな見どころである。
毎年5月には「浜松まつり」の会場になり、日本一と言われるほどの凧上げ合戦が繰り広げられる。
より東に位置する「浜岡砂丘」「千浜砂丘」などとまとめて、「遠州大砂丘」(別名:南遠大砂丘)とされることもある。
強風によって飛ばされた砂を堆砂垣に当てることで風の力を衰えさせ、風から落ちた砂を堆砂垣の下に積もらせる役割を果たしている。こうすることで、飛砂を抑制でき、砂を積もらせ砂丘をどんどんと高くすることで砂丘の痩せを防ぐ効果がある。
砂丘の保全のために、「堆砂垣」を大切にしましょう。 |
中田島砂丘は、日本でも有数のアカウミガメの産卵地として、市の文化財に指定されている。
毎年5月中旬から8月下旬にかけて数多くのアカウミガメが上陸して産卵を行う。保護活動をする現在は、アカウミガメが産んだ卵を一度回収し、砂丘入口付近に設置されているゲージに入れて保護している。ゲージは一般客も外から見ることが可能。孵化したアカウミガメの赤ちゃんは、毎年8月中旬~9月下旬に行われる放流会によって海に帰される。
中田島砂丘 |
掲示板
急上昇ワード改
最終更新:2024/11/25(月) 11:00
最終更新:2024/11/25(月) 11:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。