「亡き王女のためのパヴァーヌ」あるいは「逝ける王女のためのパヴァーヌ」(仏: Pavane pour une infante défunte)とは、フランスの作曲家モーリス・ラヴェルによる1899年作曲のピアノ曲である。
ラヴェル自身が1910年に編曲した管弦楽版もあり、どちらかというと後者の方がよく知られている。パヴァーヌらしく穏やかで優雅な名曲である。4/4 ト長調、A-B-A-C-A形式。
ラヴェル曰く、スペインの宮廷画家ベラスケスの描いたフェリペ5世王女マルガリタ・テレサの少女時代の肖像画(参考(ウィキペディア英語版))を見て、「スペイン王の宮廷で、在りし日のとある幼い王女[1]が踊っていたかもしれない(スペイン王侯の作法を取り入れた宮廷舞曲であった)パヴァーヌ、というイメージが喚起された」とのことで、タイトルの「亡き王女」は彼女を含め特定の人物を示したものではなく[2]、それどころか「パヴァーヌ・プールュヌ・アンファント・デファント」(2音節区切りの場合)という韻文詩めいた響きの面白さで付けられたものらしい[3]。
晩年、ラヴェルが自動車事故により記憶障害が進行してしまった際、この曲を聴いて「この曲はとてもすばらしい。誰が書いた曲だろう。」と言ったという逸話もある。
掲示板
61 ななしのよっしん
2016/10/13(木) 22:56:05 ID: oLEoYoDI9G
初めてこの曲を知ったのはDSの脳トレのピアノゲームだったな
ガキ心になんだかすごく胸打つものがあって、曲聞きたさに毎日のようにプレイしてた記憶があるw
62 ななしのよっしん
2017/03/21(火) 06:13:20 ID: sFtUy/NRD7
何つー悲しい自画自賛ならぬ自曲自賛だ
63 ななしのよっしん
2018/06/09(土) 01:12:30 ID: qvVlI7Yq6I
ラヴェルは最終的に医者に殺された。音楽家時代の自分を殆ど忘れ、そしてそのまま無念の死。晩年は実に虚しすぎる人生だった。
急上昇ワード改
最終更新:2024/05/19(日) 14:00
最終更新:2024/05/19(日) 14:00
ウォッチリストに追加しました!
すでにウォッチリストに
入っています。
追加に失敗しました。
ほめた!
ほめるを取消しました。
ほめるに失敗しました。
ほめるの取消しに失敗しました。