人種とは、人類を形質的特徴によって分けた区分である。
主に骨格の形や皮膚・毛髪の色などの身体の形質的な特徴による人類の区分わけであり、その分類には学説によって様々なものがあり、大雑把に言うと以下のものが挙げられる。
コーカソイドはいわゆる白人の事を差し、ヨーロッパや西アジアに分布していた。ネグロイドはいわゆる黒人の事を差し、アフリカ大陸に分布していた。モンゴロイドは黄色人種の事を差し、アジアに分布していた。また、アメリカ大陸の先住民族もモンゴロイドに分類される。オーストラロイドはオーストラリアをはじめとするオセアニア州に分布しており、代表的なものにオーストラリア先住民族のアボリジニなどがいる。
しかし、地域によっては褐色のコーカソイドやモンゴロイドもおり(北アフリカ・西アジア・中央アジア・インド・東南アジア・ポリネシア・インディアンなど)、彼らは「褐色人種」または「茶色人種」「赤色人種」と称されることもある。また、南アフリカのみに存在する「カポイド」を別人種として区別しようという説も提唱されている。
こうした異なる人種間において、優劣の差異があることを認め、それによって特定の人種が優遇されることを正当化する思想のことを「人種主義」という。
人種をもとに参政権をはじめとする様々な権利を与えなかったり制限したりすることを人種差別と言う。現在では、人種と言う定義に当てはまらないものによる差別も「人種差別」として認められている。
1965年に国際連合で採択され、日本も1995年に批准した「人種差別撤廃条約」の中では人種差別を以下のように定義している。
1 この条約において、「人種差別」とは、人種、皮膚の色、世系又は民族的若しくは種族的出身に基づくあらゆる区別、排除、制限又は優先であって、政治的、経済的、社会的、文化的その他のあらゆる公的生活の分野における平等の立場での人権及び基本的自由を認識し、享有し又は行使することを妨げ又は害する目的又は効果を有するものをいう。
以上のように、人種差別とは人種のみならず民族などに基づく差別も定義の内に含まれる。
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122 ななしのよっしん
2025/12/02(火) 11:42:14 ID: rtBP+UWBDn
インドは世界的に突出した頭脳を持つ学者や起業家を多く輩出しているが人種的にはイランやチベット、東南アジア辺りの混種
つまり学問において大事なのは人種より文化や習慣である
123 ななしのよっしん
2025/12/02(火) 15:47:15 ID: wfEJvLs2lY
>>121
傾向だけでそれが人種的差異が原因とも言えない
ヒトは前近代にも長距離移動してるから遺伝的多様性は案外大きくない
124 ななしのよっしん
2025/12/04(木) 04:18:14 ID: 6xIbXXBKuc
現代の人種主義者?の主張は人種優劣よりも、よその人種というか、よその民族集団、文化集団と混ざりたくない、という考えなんだろうな。
まあ現状、多文化共生のメリットが見えづらいからいさ仕方ない面もあるか?
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最終更新:2025/12/16(火) 00:00
最終更新:2025/12/16(火) 00:00
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