「人間万事塞翁が馬」または「塞翁が馬」とは、中国前漢時代の書物『淮南子』の人間訓に由来する故事成語である。
昔の中国のお話です。
ある塞(砦)に近いところにおじいさんとその息子が住んでいました。
ある日、おじいさんの馬が遊牧民族の地へ逃げていってしまいました。
周囲の人が馬がいなくなったことを悲しんでいるだろうと思いました。
しかし、おじいさんは「いやいや、これが幸福になるかもしれないのだよ」と笑っています。
そして、数ヵ月後その馬が逃げていった地の良馬を連れて帰ってきたのです。
しかし、おじいさんは「もしや、これが不幸の元になるかも知れぬ」と心配そうです
おじいさんの言ったとおり、その連れ帰ってきた馬に乗っていた息子が落馬してしまい、
股(もも)の骨を折る大怪我をしてしまったのです。
それでも、おじいさんは「もしかしたら、これは幸福だったのかも・・・」と言います
その年、おじいさんたちの近くの砦に突如敵が攻め込み大きな戦が起こりました。
その砦の周囲の若者は戦に借り出され、その殆どが戦死してしまいました。
しかし、そんな中おじいさんの息子は骨折していたために戦に借り出されず、無事に生き残ったのでした。
で、何が言いたいのかというと「何かが起こった時、一見幸福でも後の災いに、一見災いでも後の幸福になることがある。人間の幸不幸は解らないものである」ということである。
ある意味、こんなどんでん返しの連続もよくあることなんでしょうか。(By初版依頼者
「人間万事塞翁が馬」の「人間」を何と読むかはいまだに議論されている。この記事では長らく「じんかん」読みが正しいとされていたが、掲示板ではどちらが正しいのか議論が続けられてきた。
結局はっきりとした答えは出ていないため、どちらでも正しいのが現状である。「にんげん」でも「じんかん」でも「世の中」という意味を持つが、前者の方が「人」や「人生」などやや多義的なニュアンスがある。個々人の解釈で好きな方を用いて良い。
ただし、「にんげん」読みの方が一般的なので、この記事では「にんげん」読みを採用している。
掲示板
60 ななしのよっしん
2020/09/30(水) 03:41:03 ID: 78fPynfJ7N
人生何が幸運で何不幸かわからない物だねって言葉への逆張りで生まれがどうこう言ってるのは残念ながらずれてるとしか言い様がない
61 ななしのよっしん
2021/07/24(土) 20:19:48 ID: mOleXgLfob
あるアイドルが色んなことに追い詰められて自殺した
がその後あとおい自殺であの世まで追いかけていったファンが増え
「永遠に若いまま、騒動を起こして裏切らないアイドル」としての人気を得た
ある早死を嘆かれた俳優がいた
しかし彼はタバコが好きなプレイボーイとして有名であった
もし今はおじいさんになって仕事を続けていたら人生の終わりに多数の人から攻撃されただろう
有名であれ無名であれ早死にを嘆かれた人がいた
しかし世はまさに大SNS過去の罪を許さない時代
何かSNSで炎上発言をしていたら、何か過去にやましいことをやっていたら
信用はガタ落ちして一族にまで当然の報いの被害が出ることは避けられなかったろう
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
62 ななしのよっしん
2023/01/11(水) 20:57:14 ID: Eksta3PKM8
「コロナ禍で外出する機会が減ったけど、その分煽り運転の被害も減った」
これは該当するかな
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最終更新:2024/12/02(月) 11:00
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