円山公園(札幌市)

円山公園とは、札幌市中央区宮ヶ丘および円山にある公園である。

概要

円山の名は、明治時代に開拓がされた際に、神社（現在の北海道神宮）の麓に立地している点で、京都の円山町のような立地であったことで名付けられたといわれている。

円山公園は、1880年に北海道開拓使によってスギやヒノキなどを植樹して林業に適するかを調査する養樹園として設けられた後、第二次世界大戦後に公園として造成された。

公園までは、札幌市の中心部から地下鉄で10分ほどで到着できるほど近いものの、山の麓にさしかかると原生林や養樹園時代に植えられた木々が公園を覆い、街の喧騒が嘘のように消えてしまう。

北に北海道神宮が隣接し、5月には神宮とともにエゾヤマザクラやソメイヨシノなどの桜の名所となる。 
南には226mの円山があり、気軽な登山スポットとして市民に愛されている。 

公園の中央を南1条通りから続く裏参道が通っており、円山動物園や競技場へと連絡している。さらに直進することで、大倉山と宮の森のスキージャンプ競技場へと向かうことが出来る。

主な施設

• 円山動物園
• 円山球場 - 札幌ドームが建設されるまでプロ野球の公式戦が行われていた。
• 円山競技場 - 陸上競技場。冬はスケートリンクとして開放している。

アクセス方法

• 地下鉄：札幌市営地下鉄東西線円山公園駅2番出口より徒歩5分
• バス（動物園、競技場方面）： 円山公園駅バスターミナルより、「総合グラウンド前」「動物園正門前」「円山西町2丁目」バス停で下車

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関連項目

• 札幌市
• 日本の公園
• 中島公園(札幌市)
• 大通公園
• 円山公園(京都市)