十三宗五十六派 単語

ジュウサンシュウゴジュウロッパ

十三宗五十六派とは、諸宗に分かれている仏教の宗を総称した言い方である。これは戦前期の分類であり、現代ではもっと細かく分かれているのだが、「一般的に日本仏教十三宗五十六派にわかれている」などと通俗的に用いられている。

歴史と伝統に基づいていて、正統であるとされた仏教の宗のこと」などの価値判断を含めた用語ではなく、伝統仏教の総称である。

概要

ここに挙げられていない仏教系宗、団体(念〇宗とか大〇教とか念〇教とかとか)にカルトが存在するのは事実だが、別に政府等がこの十三宗五十六派を正統と認定したわけでもなく、カルトを除外した用語などではない

奈良仏教系

日本仏教史には南都六宗としてほかに三論宗、舎宗、成実宗があったがこれらは断絶している。

平安仏教系

鎌倉仏教系

江戸時代に渡来

  • 檗宗(隠元が開祖。宇治福寺。ただし、内容的には臨済宗とほぼ同一。中国風味)

・・・以上の十三宗がさらに五十六に分かれているのだが五十六全部を紹介するのは大変だから下記のリンクを参照のこと。例えば日蓮正宗新興宗教だと誤解されることもあるが、ちゃんと鎌倉時代からある伝統宗教であり、じゃあなんで十三宗の中にないんだというと、日蓮宗の一として五十六の中に一つにカウントされているんである。

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最終更新:2025/12/24(水) 03:00

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