千葉市蘇我スポーツ公園

千葉市蘇我スポーツ公園とは、千葉県千葉市中央区にあるスポーツ公園である。

概要

市民のスポーツ振興と災害時の防災拠点を目的に千葉市が計画。

2005年10月に千葉市蘇我球技場（フクダ電子アリーナ）の供用が開始され、以降多目的広場やテニスコートなどが追加で整備され供用されている。

一帯にある施設全てに命名権が売却され、医療機器メーカーのフクダ電子が全ての命名権を取得している。

千葉市蘇我スポーツ公園内にある施設一覧

千葉市蘇我球技場 （フクダ電子アリーナ） Fukuda Denshi Arena
基本情報
所在地	千葉県千葉市中央区川崎町1-20
起工	2003年12月
開場	2005年10月
所有者	千葉市
使用ﾁｰﾑ	ジェフユナイテッド市原・千葉等
収容能力	19,470人
グラウンドデータ
ｸﾞﾗｳﾝﾄﾞ	天然芝 （71m×107m）
ﾋﾟｯﾁｻｲｽﾞ	68m×105m
経歴
フクダ電子アリーナ(2005年10月-)
競技場テンプレート

フクダ電子アリーナ（球技場）

　日本プロサッカーリーグのジェフユナイテッド市原・千葉のホームスタジアムとして使用されている他、高校サッカーやサッカーの国際試合でも使用されている。
　一般的な球技場はフラット型のスタンドが導入されているのに対し、フクダ電子アリーナは埼玉スタジアムのように楕円形が導入され、どの座席からでも死角が生じにくい設計になっているのが特徴である（完全に死角がなくなっているわけではない）。
　略称はフクアリで、フクダ電子が製作した「福有神社」がジェフユナイテッドの試合開催時にのみ設置される。
　ラグビーやラクロスの試合開催も可能。

フクダ電子スクエア（多目的広場）

　人工芝のサッカーコート2面分の広場。サッカー・ラグビー・フットサル・ラクロス等で使用されている。

フクダ電子ヒルスコート（テニスコート）

　砂入り人工芝のテニスコートで、20面分が設けられている。

フクダ電子フィールド（第1多目的グラウンド）

　フクダ電子スクエア同様に人工芝のサッカーコート2面分の広さがあるグラウンド。サッカー・ラクロス等で使用されている。

フクダ電子グラウンド（第2多目的グラウンド）

　黒土と天然芝のグラウンドで、少年軟式野球やソフトボールで使用される他、ロッキング・オン・ジャパンが主催するロックフェス「JAPAN JAM」、2022年と2023年には「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」の会場にもなっている。
　当初は土のグラウンドで、過去にそこから土埃が舞いフクダ電子アリーナで開催中だったJリーグの試合に支障が生じたことがあった。土埃対策のために前述のロッキング・オン・ジャパンの寄付により天然芝が敷設された^[1]。

フクダ電子スタジアム（円形野球場）

　内野は黒土舗装、外野は芝生舗装。両翼96.36m、センター116.97m。軟式野球・ソフトボール・小学生硬式野球のための野球場で、日除け付き観客席がある以外に座席は設置されていない。

フクダ電子ゴルフパーク（第3多目的グラウンド）

　本格的なゴルフ場ではなく、パークゴルフ・ターゲットバードゴルフ・グラウンドゴルフのための施設。いずれも天然芝が敷設されている。

フクダ電子ボードエリア（スケートパーク）

　スケートボードやBMX、インラインスケート等アーバンスポーツのための施設。クォーターランプやバンク、ファンボックス等が設置されている。

この他に遊具広場や駐車場が設けられている。

関連動画

関連リンク

• 千葉市蘇我スポーツ公園公式サイト
• 千葉市観光協会による紹介ページ
• 千葉市による紹介ページ
• フクダ電子アリーナ公式X（旧Twitter）
• フクダ電子スクエア公式X（旧Twitter）
• フクダ電子ヒルスコート公式X（旧Twitter）
• フクダ電子ボードエリア公式X（旧Twitter）

関連項目

• 公園
• 日本国:競技場一覧
• 千葉市
• 蘇我駅
• 千葉マリンスタジアム（運営会社が公園一帯の指定管理者となっている）
• ジェフユナイテッド市原・千葉
• ロッキング・オン

脚注

1. *日本経済新聞 - 「ロッキング・オン、千葉市に3510万円寄付」