地獄の業火に包まれるとは (ジゴクノゴウカニツツマレルとは) [単語記事]

地獄の業火に包まれるとは、

1909年の小説「オペラ座の怪人」に登場する和訳の一つ。「地獄の業火」という表現はこれが大体元。
たぶん1よりアニメ「遊戯王ZEXAL」に登場した台詞である。

本稿では2について解説する。

私の概要を読まない者は地獄の業火に包まれる

遊戯王ZEXAL・第51話にてⅤが発した台詞。
WDC決勝戦のデュエル・コースターステージで「行く先に何があるか読めない」と、派手に暴れまわるⅣ達とは対照的にライフの回復に徹しながらコースターステージを進行していた。そんなに働くのがお嫌ですかⅤ兄様。
そんな折、自分に対して攻撃を仕掛けてくるデュエリスト（モブキャラ）に対してⅤは冷静沈着な態度・表情を崩さないまま、罠カード『奈落の太陽』を発動。このどこぞのリアリストを思い出すような罠カードで4000ダメージを与え1ショットキルでデュエル相手をあしらった際に、Ⅴが真顔で冷静に言い放った台詞である。

私に近づく者は地獄の業火に包まれる。（ｷﾘｯ

恐らくアニメをリアルタイムで見ていて、そして上記の台詞を改めて読んでみて、何とも言えない気分にさせられた視聴者は少なくなかったのではなかろうか。
こいつはくせええッー！中二病のにおいがプンプンするぜーーーーッ！！
弟達とは違い全く動く兆しを見せないため、すっかり引きこもり・ニートキャラが視聴者達の間へ定着していた矢先の出来事であり（こちらの詳細は『Ⅴ（遊戯王ZEXAL）』を参照）、「ようやくⅤ兄様が動いた！？」と思った先の、この素敵すぎる台詞によってⅤはニートに加え中二病とまで呼ばれるようになってしまった。
ついでに言うと、WDC決勝戦より先にカイトの弟・ハルトをトロンの元へと連れて行った一件からショタ疑惑を持たれ、さらには上記のデュエル･コースターステージで『治療の神　ディアン・ケト』でライフを回復する描写があった事を指して熟女好き疑惑まで持たれてしまうなど、Ⅴはその一挙一動が何かにつけて良くも悪くもネタにされている。
（一応、最後のディアン・ケトによるライフ回復については他のWDC参加者達も彼と同様で普通に効果を受けライフを回復しているため、Ⅴ自身に非は全く無い事も断っておく。）